NHKラジオ第2で金曜10時から「科学と人間」という講演番組をしていて、ちょっと前に宇宙の話してたな~と思いながら
先週いつも聞いている番組がなかったので、聞いてみた。
波打ち際に棲む虫たちの話をしているようで、
ユスリカかなにかのメスは自分でさなぎから出ることもできないくらい機能が退化していて、オスがさなぎを破って繁殖するらしく、
「文字通り脱がされて大人になるのです」と唐突に聞こえて思わず笑ってしまう。
そうしたら、「人間から見たらヤツらは何が楽しくて生きているのだろうと思うかもしれませんが、ひたすら生きているのです」と言ったようなことが聞こえて、おんや?と身を入れて聴きはじめる。
条件のそろった台風の後は波打ち際にいる虫を取るのにいいのか…特に役には立たなさそうなと思いながら、
番組の終わりに少しでもこの番組を通じて小さな命に思いをはせてもらえたらと思っています。といったようなしめを言った後
「来週も私と虫とに付き合ってもらう」とちょっとエッヘンな感じで聞こえた気がして…聞き間違いだろうかと昨日も聴いてみた。
今日は地中に棲む虫のお話でチビメクラゴミムシというすこぶる気の毒げな和名をつけられているものがいること。
場所ごとに種別が違うので、離れた土地に同じ種がいると、地殻変動の痕跡として見ることが出来ること。
石灰の採掘や地中の工事にによって水脈が変わるなどで地中に棲む虫が絶滅の危機に瀕していること
レッドデータブックに虫も載るのねえ
石灰がないと文明生活が営めないと言っていたけど、グラウンドのライン引きと肥料のほかにどこにつかうのだろう?
先生が、絶滅したと思われていた虫を発見して、魚は大騒ぎしたのにな~虫ちっちゃいからかね~みたいなことを言っていた時、言われてみたらほんとだねえ。と思わず納得してしまう。
虫の事をヤツらとかコイツらとちょいちょい昔からのツレみたいに言うのを聴いて私も微妙に虫に親しみを覚えはじめたのかしらん…もしかしたら先生の術中にはまりつつある???何の術かはしらんけど
とかなんとか思いながら番組が終わって最後やっぱり
「来週も私と虫とに付き合ってもらう」と言ってますわね。
はい。つきあってあげる♡
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