お相撲と違います…柑橘のおはなし。
南の横綱は文旦。皮が厚すぎて、剥くとき刃物が要る場合もある気難しさにかかわらず、上品で清涼感あふれる味わい、皮の分物足りなくて、もうちょっと食べたいなあ。とまた、買ってしまう策士(?)ああ見えて、とれたてはかなり酸っぱく、あのおいしさのためには、収穫した後しばらくの間、こもでくるんで熟成しなければならないという叩き上げ感もすばらしい。…果実の透明感が光に透かすと、たまらんきれい…
対する北の横綱は伊予柑。甘味、酸味、香り、ボリューム(ここが決め手!)どれをとっても安定の実力者。このあたりだけかもしれんけど、むかーしCMで伊予柑…いよかん…いいよかん…良い予感!とちょっと苦しいダジャレで押していたお茶目さも嫌いではない。…このCMに乗せられて、高校受験の結果を観に行ったとき、自転車のかごに入れていたのは面はゆいお話…輸出するときはフォーチュン・フルーツと名づけたらどうだろ。とも思う。
…なんでまた、こんなことを書いているのかというと、今、台所に文旦、伊予柑がそろっていてうかれているからなんです。どちらからいただこうかしらん🎶
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