このところジャズの新星が次々に登場して本当に賑やかです。十年前までは一部マニアが聴く、ちょっと高尚な趣
味と化していたのにです。ヴィブラフォン奏者のジョエル・ロスもその一人で、非常に評価が高い。先週ブログで
紹介したマカヤ・マックレイブンは、様々なミュージシャンと共演し、プロデューサーとしても活躍しています。
(音量注意）
Nala Sinephro - Live at Le Guess Who?, Utrecht 2023
ナラ・シネフロのように才能と実力を備えた女性のジャズ・ミュージシャンも何人も出てきています。今、新しい音
楽はジャズの世界から出てきている気がします。
神奈川は今朝、先程まで雨が降っていたようで路面が濡れています。それにしても昨日も曇り空の割には気温が
高めで２６度、電車の中でも咳をしている人がいて体調を崩している人が結構居るようです。ご自愛ください。
Makaya McCraven - This Place That Place (Live)
マカヤ・マックレイブンはビート・サイエンティストの異名を持つ、現代ジャズ屈指のドラマーです。少年時代
がら音楽活動を始めて、ジャズ/ヒップホップ系のユニットに参加、2015年に発表したアルバムも高い評価を得て
います。
神奈川は今朝雨が降っています。このところの寒暖差で体調を崩している人も多いようで、電車やバス
の車内で咳をしている人が結構います。今年はいつまでも気温が下がず、ホッと出来ませんね。ご自愛
ください。
Alfa Mist - Keep On (Live) | Mahogany Session
アルファ・ミストはＵＫジャズのみならず、世界の音楽シーンでも唯一無二の存在です。トム・ミッシュ
との共演でも知られていますが、演奏家でもあり、作曲家としても個性が際立ちます。過去作品にも面白
いものがありますし、これからどんな演奏を聴かせてくれるのか本当に愉しみです。
若い頃、ロバート・グラスパーはジャズ以外にもＲ＆Ｂの仲間とも演奏をしていて、その時には「お前は将来を嘱望された
ジャズミュージシャンなんだからＲ＆Ｂやヒップホップははやめとけ」とか「ヒップホップに行っちゃったのか、裏切り者」
と批判されたことがあるそうです。それでも自分がやりたい音楽を演奏する自由を手放す気になれず、その大切さを教えて
くれたのがロイ・ハーグローブです。
ジャズがそのカテゴリーから離れて、様々な音楽を取り入れることで新たに沢山の聴衆を得ることが出来、表現そのものも
変化しました。
Maisha - Azure (Live in Brownswood Basement)
マイシャはドラムスのジェイク・ロング、サックス、フルートのヌバイア・ガルシアを中心にしたグループでキーボードの
アマネ・スガナミも参加しています。従来のジャズに囚われない世界観の拡がりを感じさせます。
神奈川は今朝久しぶりに晴れています！それにしてもいきなり涼しくなりました。今年は本当に寒暖差
が激しい。体調管理に気を付けて下さい。
Dinner Party - Sleepless Nights (feat. Phoelix)
今のジャズを牽引するロバート・グラスパーとカマシ・ワシントンが参加するディナー・パーティーは
テラス・マーティン、９thワンダーの4人というスーパー・グループです。2022年の第64回グラミー賞
では最優秀プログレッシブR&Bアルバムにもノミネートされています。
