海外からの観光客が年々増え続けているのは、よく報道されているし、実際に至る所で見かけることが
ある。以前は浅草、銀座、富士山、京都のように画一的な観光コースが一般的だったが、すでに数多の
観光客はそれぞれに違った日本を発見し、自分好みの場所、事を目的とし、日本人の知らない文化まで
再発見し自ら体験しようとしている。
テレビ番組でもよく取り上げられている、日本のごく一部で営々と伝承されている文化、伝統産業、海
外からの視線で気づくアート。明治維新から海外にひたすら目を向けてきた日本政府。そしてそのミス
リードで自らの文化を過小評価してきてしまった国民。
日本には独自の文化があることは確かなことだが、すでに伝承者が数少なくなっていることも事実で、
海外に紹介し、産業として生かせるものを生かしていくことが重要だ。さらに技術や技を継ぐ者の育成
にも力を入れていけば日本の魅力を発信していくことが出来るし、それを目当てに来日する人もさらに
増えていくだろう。その切っ掛けになる本だと思う。
文化立国論 青柳正規 ちくま新書1148
ある。以前は浅草、銀座、富士山、京都のように画一的な観光コースが一般的だったが、すでに数多の
観光客はそれぞれに違った日本を発見し、自分好みの場所、事を目的とし、日本人の知らない文化まで
再発見し自ら体験しようとしている。
テレビ番組でもよく取り上げられている、日本のごく一部で営々と伝承されている文化、伝統産業、海
外からの視線で気づくアート。明治維新から海外にひたすら目を向けてきた日本政府。そしてそのミス
リードで自らの文化を過小評価してきてしまった国民。
日本には独自の文化があることは確かなことだが、すでに伝承者が数少なくなっていることも事実で、
海外に紹介し、産業として生かせるものを生かしていくことが重要だ。さらに技術や技を継ぐ者の育成
にも力を入れていけば日本の魅力を発信していくことが出来るし、それを目当てに来日する人もさらに
増えていくだろう。その切っ掛けになる本だと思う。
文化立国論 青柳正規 ちくま新書1148