マイク・モラスキー氏は「呑めば都」「戦後日本のジャズ文化」等を読み、日本文化に詳しく、特に
大衆居酒屋の話は興味深く、ラジオでの話もとても面白かったのを記憶している。私の住む近所にも
外国から移住して全く違和感なく生活をしている人を何人か知っていますが、もう外国人として接す
ることは止めた方がいいと思う。日本人も十人十色で色々な環境に育ち、違う考えを持った人がいる
のだ。寛容さが必要だと思う。
早稲田大学の教授である二人の対談はネットとローカルな飲食文化、映画ヒーローの日米の違い、ギャ
ンブルとカジノ、音楽と地域性、言葉、笑い、街と多岐にわたる。博識な両者の話は尽きることが無い
が、現代において均質化が進み、穴場が失われつつあることを憂う。
ステレオタイプ化して、自分の好みさえ誰かの受け売りとなってしまう。一度ブームになると、その
現象に飛びつく。売れているものがいいという理論は自らのアイデンティティーを失わせるものだ。
情報が多すぎて処理するのが困難な時代だが、たまにはスマホやネットから離れる時間があった方が
いい。スマホやネットからほんの少しの時間でも離れることが出来ないのはそれだけ加工された情報
にからめとられているということだ。
「穴場」の喪失 本村凌ニ マイク・モラスキー 祥伝社新書
大衆居酒屋の話は興味深く、ラジオでの話もとても面白かったのを記憶している。私の住む近所にも
外国から移住して全く違和感なく生活をしている人を何人か知っていますが、もう外国人として接す
ることは止めた方がいいと思う。日本人も十人十色で色々な環境に育ち、違う考えを持った人がいる
のだ。寛容さが必要だと思う。
早稲田大学の教授である二人の対談はネットとローカルな飲食文化、映画ヒーローの日米の違い、ギャ
ンブルとカジノ、音楽と地域性、言葉、笑い、街と多岐にわたる。博識な両者の話は尽きることが無い
が、現代において均質化が進み、穴場が失われつつあることを憂う。
ステレオタイプ化して、自分の好みさえ誰かの受け売りとなってしまう。一度ブームになると、その
現象に飛びつく。売れているものがいいという理論は自らのアイデンティティーを失わせるものだ。
情報が多すぎて処理するのが困難な時代だが、たまにはスマホやネットから離れる時間があった方が
いい。スマホやネットからほんの少しの時間でも離れることが出来ないのはそれだけ加工された情報
にからめとられているということだ。
「穴場」の喪失 本村凌ニ マイク・モラスキー 祥伝社新書