サッカーのワールドカップは終わりましたけど、ジダン選手の暴力行為の話題は終わりませんね。いろいろなコメントを見聞きしますけど、暴力行為は許されることではない、でしょうか?・・・
片や最後の晴れ舞台でレッドカードにより制裁を受け、片やフル出場でPK戦でも活躍、ワールドカップも手にした。
「暴言」と「暴力」とどっちが酷いのか?
ボクには答えがありません。
そんな中、ボクは二つのニュースが気になっています。
ひとつは『自衛隊の「敵地攻撃能力」』。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060710-00000104-mai-pol
額田防衛庁長官の「国民を守るために限定的な(敵基地攻撃)能力を持つのは当然」発言から議論になっていますよね。自衛隊に敵国のミサイル基地を攻撃する能力が必要か?、専守防衛とは?、そもそも自衛隊は憲法でどこまで許されるのか?
ジダン選手の影に隠れていますけど、大きなニュースですよね。
もうひとつは『警察官の発砲』。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060711-00000002-mai-soci
先日は、栃木で公務執行妨害の外国人を警察官が射殺したというニュースがありましたけど、昨日は静岡の茶畑での警察官の発砲。シンナーを吸っている少年二人組に、職務質問したところ暴行を受け、威嚇発砲後も襲い掛かる少年に警察官が発砲、少年は左脇腹に重傷を負ったというニュースです。
みなさん、ハローです。ホディです。
暴力の正当化は難しいですし、暴力の否定も難しいですよね。
他人事では暴力はダメと言えるでしょうけど、自分や家族に何かあった場合はなかなか言えないでしょうね。
でも、暴力を「正当防衛」と呼べば許されるというものでもない気がします。
「ジダン選手の頭突き」と「自衛隊の敵地攻撃力」と「警察官の発砲」・・・
みなさんはどこまで許せるでしょうか?
ボクは・・・
スミマセン。答えはありません。
少しだけ戯言を書きます。
ジダン選手は悲しかったでしょう。
そして警察官の発砲の前に、警察官が暴行を受けるというニュースは、ボクは悲しい。
あと、自衛隊は政治家だけじゃなく、みんなでもっと悩みましょう。
「きれいごと」じゃないですよね。
でも、「きれいごと」でありたいですよね。
ピッチ上で起こった事は、速やかにその場で迅速に且つ正確に裁定されないものでしょうか。まして、4年に、一度の最高峰を決める大舞台。
我が身をジダンに置き換えると”悲しい”
言って良い事と悪い事があると教えられて育ってきました。一度出てしまった言葉は取り返しがつかないとも。
人間だから弱さや脆さや危うさや…色々備えてる。だから人間なんだという事も分かる。
大会前、ジダンが宣言した人種差別撤廃だったり、上川主審の”ゲームを楽しみましょう”だったり、この大会を最後にピッチを去っていく同胞達。
キレたジダンがいけなかったのか、キレさせた相手がいけなかったのか…私にも分かりません。
ただ私もhoddyさんの仰る通り
『片や最後の晴れ舞台でレッドカードにより制裁を受け、片やフル出場でPK戦でも活躍、ワールドカップも手にした。』
ここに、”行間”の想いがあります。
非暴力であることの"いきすぎ"ですか・・・
重いですね。
「平和ボケ」を極めれば理想的な国家になるような気もしますけど、今の状況はいかにも中途半端ですよね。
日本もアメリカも北朝鮮も韓国も中国もロシアも・・・変に国際的な立場云々で駆け引きせずに、じっくりと議論して欲しいとボクは思っています。まぁ、関係国でミサイルの演習をやっていない国はないんですけどね。
yuyuさん、コメントありがとうございます。
ジダン選手の頭突き・・・
事実はまだ分かりませんけど、後味悪いですよね。ホント、悲しいです。
金色のワールドカップも汚された気がします。
スポーツの世界でこういう事件は嫌ですね~