考える葦のブログ

さわやかに さりげなく

夕虹

2009-05-09 22:50:16 | 徒然なるままに

昨日の夕方、会社からとても大きく、きれいな虹が見えました。
虹の根元まで走っていこう、なんて、思うほど、
余裕も詩情もありませんでしたけど、何となく気分は良くなりましたね。
金曜日の夕方だったからか(笑)。

「夕虹は晴れ」というそうですが、昔の人はやっぱり偉い。
今日は久しぶりの快晴でしたね~

さて、朝からニュースを見ていると、
新型インフルエンザの感染者が「日本国内で初めて確認」されたそうですね。
ついに・・・という気もしますが、
本当に初めての新インフルエンザ菌の日本上陸なのか、
以前にも何人かいた中で、ようやく発見できた感染者なのか、
すでに何人かいたけれど、表面化せず、初めて確認された発症者なのか、
今後の動きを見ないと何とも分かりませんね。

おそらく、今は国外渡航の自己申告のあった人だけ、
インフルエンザA型の兆候があれば、「疑い」で注目していますが、
今回もその可能性が十分にあったように、「水際」の検疫をすり抜け、
いつ国内感染が現れるとも限りませんからね。
そろそろ「新型の水際対策」だけにとらわれずに、
そもそもインフルエンザの感染対策に力を入れるべきではないかと思います。
※新型でなくとも、インフルエンザでの死者は毎年何人もいるんですから。

新型、新型と、すっかり今回の豚インフルエンザ・・・
本名はブタ由来インフルエンザ?、「インフルエンザA」?、H1N1?・・・
が、あたかも新型インフルエンザの主役になっていますが、
これが、まだまだ序章かもしれないと思うと、いろいろな意味で怖いですよね。
テレビでも、新聞でも、会社や学校でも、結構な騒ぎになっていませんか。
インフルエンザ菌が社会を征服するような勢いです。。。
感染も確かに怖いけど、これは困る、毎年やるんですかね。。。

相変わらず、「疑い」のニュースも報道されて・・・
言葉は悪いですが、“被疑者”も、その所属団体(学校は特に)も大変ですよね。
責められるべきことは、“被疑者”にも、その所属団体にも、ほとんどないと思いますが、
匿名とは言え、単なる疑惑が全国ニュースになるわけですから。
しかも、その疑惑報道が何の役に立つのか、そろそろボクらも分かっているでしょうに。

ある知事がある大臣に「落ち着いたほうが良い」と言われたと聞きますが、
そろそろ、みんなで落ち着いたほうが良いですよね。
落ち着いて、感染症についてもっと広く考えると、
恐れなくてはいけない感染症は他にいくつもあるでしょう。

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