官選

急に気温が下がって、寒く感じますよね。
野村監督ではないですが、短い春が終わって、夏が来たかという気候でしたけど、
少し揺れ戻しというところでしょうか。

こういう時には風邪が流行ります。
関西では、ちょっと熱が出ると大変な騒ぎになってきそうですね。

<新型インフル、神戸の高校生８人の感染確定　渡航歴なし(朝日新聞) - goo ニュース

いよいよ国内感染が表面化してきたようです。
最初の感染者が発表されたと思ったら、３名、８名とあれよ、あれよと・・・
こうなると、神戸だけではなく、おそらく全国に感染者はいるだろうと想像できますよね。東京での「感染確認」も時間の問題ではないでしょうか。
そして、日本の医療（健康保険）の細やかさ、日本人の神経質さでは、他の国の比較にならほど表面化する感染者数は広がりそうな気がします。

それにしても、「水際」なる成田空港での停留措置から、大阪の高校関係者がようやく自宅に帰った翌日の今回のニュースは、いわゆる新型インフルエンザ対策の無力さを証明してしまいましたね。
菌の怖さの証明なのか、人間の限界の証明なのか、政府の失態の証明なのか、、、

新型インフルエンザについては、先週も書きましたけど、
http://blog.goo.ne.jp/hoddy/e/27a6fc05e23473d418ca04bd73132167
迷走が続きそうですね。
政府の対応、評論家時代の鋭さが消えた大臣の悲壮感漂った顔が、
必要以上に危機感を煽っている気がしますが。どうなんでしょうか。
やっぱり、こういう大騒ぎの元として、なぜ「ブタインフルエンザ」が選ばれたのか、
最初の官選「恐怖の伝染病」が、これで良いのかと感じています。

それ以上に気になったのは、夕方のニュース・・・

感染者の所属する高校からの中継の映像がありましたが、
その学校の門の前でアナウンサーが、、、マスクをしているんですよね。
タイガーマスクとか、当然、そんなのではなく、
普通のマスク、感染防止のためなんでしょうが。

何が気になるって、２～３ｍ以内に人なんていないでしょうに、なぜマスク？
台風の際のヘルメットは許せても、これはないですよね？
いかにもパニックを誘導している、それ以上に「高校それ自体」がいかにも病原菌であるように見える演出だった気がしました。

その後の映像では、その高校の校長先生？への囲み取材・・・
校長先生をはじめ、取材者全員マスク姿。
コントかと思いましたね。

校長先生のマスク姿は、自分も感染者の可能性があるので、他人にうつす可能性を少なくするためだということで、理解できますが。
言いたいのは、そんな風にするくらいなら、なるべく近くに寄るなと。
マイクの性能も良いんでしょうし、よく上からつるすようなマイクも使っているじゃないですか、そんな風に遠くから取材したら良いじゃないですか。
口から口への直接感染だけが怖いわけじゃないんですから。
危機管理があるのか、ないのか・・・

そのニュースでは、地域住民の安全のためとか言って、高校名を公開していましたけど、
この勢いだと、感染者の町名くらいまでの住所も公開しそうですね。
危機管理、対策という名の大きな人権侵害が進んでいきそうな恐怖を感じました。
エイズの危機が表面化してきたら、それこそ、氏名公開もやりそうな流れではないかと。
おそらく今回がはじまりだと思っていますけど、今後も続くであろう官選伝染病騒ぎ・・・
本当に大事なときは「本物の狼」に気がつかないなんて、子どものほうが知っているかもしれませんね～
どうなりますか。

そして、まさに体をはった小沢さん演出の民主党のお遊戯。
完全に新型インフルエンザに封じ込まれましたね。
停留者の解放の翌日、民主党の代表選の当日、という見事なタイミングでの国内感染発覚ですので、あれもこれも対策の一環だったとしたら、、、
というのは考えすぎでしょうが。

新代表の鳩山さんのキーワードは「友愛」なんでしょうか。

『友愛』をyahoo!辞書で検索すると、
「兄弟間の情愛。また、友人に対する親しみの情。友情。友誼。」

アルカイダの知人の友人？とかいう人の顔を思い浮かべてしまいましたが、
大丈夫かな、、、と感じるのはボクだけではないでしょうね。

以前から書いているように、ボクは定期的に政権交代があったほうが良いと考えているので、
基本的には民主党には好意的に考えるほうですが。。。

梅雨入りも近いのでしょう。