今日は『リフレクティブ・マネジャー』を読んでから楽しみにしていた「Learning bar」にようやく行くことができました。
「Learning bar」とは、中原淳先生の研究室で運営されているセミナー?勉強会?交流会?・・・
公式には「組織学習・組織人材の最先端の話題をあつかう研究者と実務家のための研究会」です。
http://www.nakahara-lab.net/learningbar.html
参加できたのは、非常にラッキーでした。
800名の応募があって、参加できたのは250名なんだとか。
いつもはくじ運悪いんですが・・・ホント、良かったです。。。
今日の講師はサイバーエージェントの人事本部長・曽山哲人さん。
http://ameblo.jp/dekitan/
とても興味深い人事制度に関する話を、とてもうまく説明・解説してもらえました。
笑いもあって、自然に話に引き込まれていました。
今日の場の雰囲気と、曽山さんの人柄?話術?のコラボレーション、
今日の言葉だと「セット」の相乗効果でした。
ぜひ、人事制度についても書きたいところですが・・・
他の人に譲ることとしましょう(笑)。ぜひ、誰かお願いします。
ということで、今日はちょっとした感想だけ。
まず、この会のスタンスは・・・
1.聞く
2.考える
3.対話する
4.気づくに加えて、Barを出て語る→自分をBarをつくる
近いうちに、会社の人事のメンバーには今日の話をしようかと思います。
その前に、みなさんに語らせてください。
また、“Bar”における大事なスタンスは主語を「私」で話すこと。
せっかくですので、Barの延長でボクはボクで語ります。
さて、今日のテーマは、「挑戦と安心の間」。
矛盾と葛藤、まさに組織として、人事として、とてもさじ加減の難しいところですよね。
ボクは、こういうどっち?という考え方をするのが苦手?できない?ので、
言われてみれば、そうだよね、というところでしたが、内容は非常に深いと思いました。
たぶん、意識せずとも、こういう考え方はしていたのかも知れません。
少し話はそれますが、そう感じたのも、今日は、ただ聞くだけじゃなくて、「ゆるゆるネットワーキング」といって、せっかくの機会なので、一つの話題でいろいろな人と「対話」しようという時間がありました。
そこで、話題として選ばれていたのが「矛盾と葛藤」。
自分自身で悩んでいる?課題と考えている「矛盾と葛藤」を○○vs□□という形式で名札のように胸につけて、他の人と話をする・・・
(正直、ちょっと難しかった。後述しますが、勘違いしていたかもしれません。いろいろな人と話もできたんですが、どうしても自己紹介が中心になっちゃいました・・・)
ボクが書いたのは、
格好の良い事・気の効く事を言いたい。
vs
現実的な事を言わなければいけない。
矛盾でも、葛藤でもなんでもないかな???
今思えば、そんな風にも思いますが、そのときは大いに悩んで書きました。
その場でも、もう少し「格好の良い事・気の効く事」を書きたいなと思いつつ、
こんなことしか書けない自分にがっかりしていたんですが。
でも、これがちょっと自分の中で連動したかな?と思ったのが、
今日の曽山さんの話で一番、印象に残っている部分、
“人事のワナ”の「いい提案。VS白ける運用。」でした。
格好の良い事・気の効く事を言いたい。=いい提案
vs
現実的な事を言わなければいけない。=白ける運用
ここは、挑戦(前者)と安心(後者)とも連動するところもある気がしていまして(勘違い?)、
やっぱり自分では意識していないと思いつつも、攻めと守りの、それなりの葛藤はしているのかな?と、今は考えています。
閑話休題。
要は「挑戦」だから良いわけではないし、「安心」だから良いわけでもない。
両方大事だし、その言葉だけでどっちが優先されるということもなく、やっぱり基準は「目標」なんですよね。
すべての人事制度は「流行らないと意味がない」(@曽山さん)
意図を隠して、成果を求める(@中原先生)
これからも、挑戦と安心の間で、また苦悩するんだと思いますが、良い話を聞けました。
それ以外の話ももちろん良かったですし、多くの人との出会いも嬉しかったですし、
一番得難かったと思うのは、この“Bar”の運営のすごさを見せていただいたこと。
自分もBarをやってみようかなと思わせられます。
感謝、感謝です。
中原先生、曽山さん、運営のみなさん、参加されたみなさん、ありがとうございます。
これだけ、この場のみなさんの一体感があったのは何なんでしょう?
そして、運営の学生のみなさんも良い顔されてましたよね。
ボクら参加者は、まぁ理解できますが、「やらされ仕事」にせずに立派でした。
会社もこういう雰囲気が出せると良いんですが。。。
さぁ、まず明日!
今日の気持ちを忘れずに、がんばろう。
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