3月決算、つまり4月から新年度を迎える会社も多いことと思います。
その年度替りの4月に向けて、人事異動という話もいろいろな会社で聞かれるんでしょう。サラリーマンにとって、人事異動は会社生活の重要な一部であり、もしかしたら人生の重要な一部になるかもしれない大きなイベントだと思います。
今朝の日経新聞にも数多くの会社の数多くの人事異動が掲載されていましたよね。
その掲載されている所属・役職と名前の向こうには、喜怒哀楽いろいろな表情がきっとあるんでしょう。
ボクも人事異動は何度か経験したのですが、最初の大きな転機は青森への転勤でした。
新卒で入社して3年目。まだまだ学生時代の友人との接点も多く、そんな接点も少なくなっていくし、当時付き合っていた今の妻とも離れなければいけない、そんな結構、衝撃的な人事異動だったんですよ。
しかも、このブログでは何度か書いている通り、ボクは島根県出身。本州の最西は山口ですが、その隣の県から、最北の青森まで。東北にも縁の少ない土地柄なので、青森での生活って全くイメージが湧かないんです。実家の家族も、親戚も青森???って感じだったんですよね。
こうした転勤は、周囲にはいろいろな想像もさせたみたいですが、結果的には1年半という比較的短期の赴任となったこともあって、あっという間、逆に短すぎる感覚も残りました。良くも悪くも、仕事でもプライベートでも、東京では決してできなかったであろう、いろいろな勉強もさせてもらいましたし。
「三泣き」・・・転勤を聞いて泣き、引っ越してみてあまりの寂しさに泣き、そして青森から出るときに泣く・・・などと教えてもらいましたが、最初の二泣きはもっともっと田舎者のボクですからなかったのですが、次の人事異動、つまり社命により青森から再度、東京に引き戻されるときには、やっぱり泣きました。。。
そうした人事異動による転勤(転居)は、幸いにも?この一回だけなんですけど、とても大きな思い出と印象を残した経験になっているんですよね。
・・・
仲間が、よりによって2人も、この4月から遠くに転勤になると、今日、連絡がありました。
とりあえず、転勤族にとっての人事異動は「おめでとう!」なのかな。
でも、しばらく寂しくなるな。
近いうちに壮行会を、ぜひやろう。
最近思う人事担当としての「人事異動」観について、また今度。
官費(笑)で社会経験や観光経験や
おまけに単身赴任が(笑)
兎に角遠方が歓迎されましたが。
「転勤歓迎」とまでは行かないかもしれませんが、
ボクの最初の会社では「転勤上等・笑?」、
まだまだ転勤が当たり前の会社も多いと思います。
単身赴任は???
この核家族化の時代の中で、どうなんでしょう?
個人的には疑問ですが、これも仕事という考え方は否定しにくい面もあります。