考える葦のブログ

さわやかに さりげなく

イノベーションの源泉

2010-09-13 23:43:27 | 徒然なるままに

改革、変革・・・
坂本龍馬の再登場を願う日本の社会では、こういう変化への動きに飢えているんでしょうか。
個人的には、坂本龍馬のような人が会社に何人もいたら困ってしまうんではないかと常々思っています。まぁ、結局、一人いてもその価値に気づかないのもボクらの限界のような気もしますが、、、
何とか、人材発掘、登用できるような会社にしたいものです。

今日は、ちょっと意味合いは違うかもしれませんが、
イノベーションについて、内田樹先生(@levinassien)が昨日、tweetされていたので紹介します。

イノベーションと攻撃性は両立するか。むずかしい問題ですけれど、僕の経験は「イノベーションはむしろ笑いとの方が相性がいい」と教えています。「もっと個性的に生きろよ、バカヤロ」というような言葉遣いって有効だと思いますか?
9:32 AM Sep 12th

イノベーションは「自分がそんなことを考えていたことさえ気づかなかったこと」を手がかりに始まります。「自分の中の他者」に対する敬意がすべての創発性の起源にはあると僕は思います。「よくわからないもの」に対する歓待の構えを以って生きている人が他者に対して攻撃的になるでしょうか?
9:37 AM Sep 12th

攻撃性のもとにあるのは「お前のことは全部わかっているんだ」という「完全な理解」の幻想なのだと僕は思います。
9:38 AM Sep 12th

会社でも、イノベーションを目標とするように求める向きも多いですよね。
評価・人事考課の要素としたいなんて話も、結構、多いんです。

まさに、「お前のことは全部わかっているんだ」という前提での“評価”なんですよね。つまり、自分はイノベーションの答えを持っている、お前ができていないのは、持っていないから、という幻想。
そんなのはイノベーションではないと思うんですけど(苦笑)。

価値観や発想が非常に限定的になりつつあるボクらがイノベーションを実現出来るのは、「信じ、待ち、許してあげる」、できれば笑顔でもって、そんな姿勢の改善により若手の発掘をすることなのか。
それとも、ボクらもまだまだ、「笑い」とともにイノベーションに向かって、自由に、そして恐れずに発想し、追及できるのか。

とにかく、自分のカチコチの頭で、自分も含めた誰かの邪魔をしないこと、これが大事なんでしょうね~

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