やはり新しい感覚はとても鋭い・・・
新入社員を隣の席に迎えて3日目!
「会社の目的は?」とか、「仕事とは何か?」とか、「モチベーションを上げるには?」とか、
当たり前だけど難しい問題を本気で語り合ってますよ~
みなさん、ハローです。ホディです。
さて、ボクと新入社員の議論とはレベルが違いますが、フジテレビとライブドアの茶番劇・・・
正直な感想では、あまりにもがっかりしたので書く気はなかったんですが、新入社員との議論の延長線上で勢いで書かせていただきます。
まずは根本的なところで、ニッポン放送株を巡る両社のやり取りの主な経緯から復習です。
①フジテレビのTOBの発表(1月17日)
きっかけは、フジテレビ!ということで、
スタートはフジテレビのニッポン放送株のTOBの発表からとさせていただきます。
なお、この時の株式取得比率の目標は50%超であった。
②ライブドアの急浮上(2月8日)
突如として、ライブドアがニッポン放送株の35%を取得したことが判明。
※この時のライブドアの立会場外取引が違法か合法かでもめたものです
③フジテレビがTOBの目標を25%に引き下げ(2月10日)
④ニッポン放送がフジへの新株予約権の発行を発表(2月23日)
⑤ライブドアが新株予約権の発行差し止めを申請(2月24日)
⑥フジテレビTOB成立(3月7日)
⑦東京地裁が新株予約権の発行差し止めを決定(3月11日)
⑧ライブドアが実質50%超を確保(3月16日)
⑨ニッポン放送がフジ株をソフトバンク・インベストメントに貸し出しを発表(3月24日)
⑩フジテレビとライブドアの和解発表(4月18日)
いろいろ解せない点が多いんですが、ライブドアについてはすっかりグリーンメーラーの汚名を着せられそうで、しかも多くの人の否定的なコメントがあるので、多くは語りません。
一言だけ言わせてもらえれば、ハワード・ヒューズのように夢を追いかける男かと思いましたが、残念です!
では、もう一方のフジテレビサイドは被害者なのでしょうか???
この点をキチンと整理しないと、この問題の本質を見失うような気がします。
ボクが整理すると、気になるのは次の二点です。
●一度はニッポン放送でやろうとした新株予約権発行やフジ本体の防衛策の是非は如何
●TOBの進め方は如何
みなさんはいかがお考えでしょうか?
ボクの個人的な意見は、
そもそも敵対的買収とは誰に対して敵対なのか?
・結果的にライブドアはグリーンメーラーといわれてもおかしくない状況ですが。。。
・当時の状況を冷静に振り返ると、「経営者に対して敵対的だっただけ」でしょう?
※一般株主にとっては当時の状況は友好的だったと思われ(結果、株価が上昇した)、経営者や従業員は否定的に報道される堀江社長のコメントだけで敵対的と判断しただけでしょう?
・このような買収者が出た場合は、株主や“キチンと機能する社外取締役”が両社の言い分を客観的に判断する機会がなければ、敵対的とは言いがたいと思います。
※しかしながら、不意打ちのようなライブドアの立会場外取引を肯定的にみているわけではありません
フジテレビの買収策は許されるのか?
・そもそも途中でTOBの目標を50%⇒25%へ引き下げたこともやり方としては疑問
・さらにTOBを成功させておいて、その舌の根の乾かないうちにTOB価格以上の値段でライブドアから株を取得するのはありなのか?
※フジは法的には認められると思いますが、道義的には許されないと思います。
TOBに応じた一般企業は株主訴訟に耐えられるんでしょうかね???
・そこまでしてニッポン放送株を取得する理由もボクには理解できません!
そこまで必要なのだったら、TOB価格を見直すべきだったと思います。
ニッポン放送にとって、フジテレビが本当に友好的な株主であるのか?
フジテレビの株主にとって今の経営者が適切であるのか?
ボクは長い目で見続けたいと思います。
フジテレビもライブドアも、この両社の株主はカヤの外で、このような茶番劇が繰り広げられた・・・
株主とは何ぞや? 会社とは? 経営者は誰が選ぶのか?
などいろいろ考えさせられました。
近いうちにフジテレビのバラエティ番組にホリエモンが笑顔で出演してたりして・・・
う~ん・・・・・・・・
新入社員を隣の席に迎えて3日目!
「会社の目的は?」とか、「仕事とは何か?」とか、「モチベーションを上げるには?」とか、
当たり前だけど難しい問題を本気で語り合ってますよ~
みなさん、ハローです。ホディです。
さて、ボクと新入社員の議論とはレベルが違いますが、フジテレビとライブドアの茶番劇・・・
正直な感想では、あまりにもがっかりしたので書く気はなかったんですが、新入社員との議論の延長線上で勢いで書かせていただきます。
まずは根本的なところで、ニッポン放送株を巡る両社のやり取りの主な経緯から復習です。
①フジテレビのTOBの発表(1月17日)
きっかけは、フジテレビ!ということで、
スタートはフジテレビのニッポン放送株のTOBの発表からとさせていただきます。
なお、この時の株式取得比率の目標は50%超であった。
②ライブドアの急浮上(2月8日)
突如として、ライブドアがニッポン放送株の35%を取得したことが判明。
※この時のライブドアの立会場外取引が違法か合法かでもめたものです
③フジテレビがTOBの目標を25%に引き下げ(2月10日)
④ニッポン放送がフジへの新株予約権の発行を発表(2月23日)
⑤ライブドアが新株予約権の発行差し止めを申請(2月24日)
⑥フジテレビTOB成立(3月7日)
⑦東京地裁が新株予約権の発行差し止めを決定(3月11日)
⑧ライブドアが実質50%超を確保(3月16日)
⑨ニッポン放送がフジ株をソフトバンク・インベストメントに貸し出しを発表(3月24日)
⑩フジテレビとライブドアの和解発表(4月18日)
いろいろ解せない点が多いんですが、ライブドアについてはすっかりグリーンメーラーの汚名を着せられそうで、しかも多くの人の否定的なコメントがあるので、多くは語りません。
一言だけ言わせてもらえれば、ハワード・ヒューズのように夢を追いかける男かと思いましたが、残念です!
では、もう一方のフジテレビサイドは被害者なのでしょうか???
この点をキチンと整理しないと、この問題の本質を見失うような気がします。
ボクが整理すると、気になるのは次の二点です。
●一度はニッポン放送でやろうとした新株予約権発行やフジ本体の防衛策の是非は如何
●TOBの進め方は如何
みなさんはいかがお考えでしょうか?
ボクの個人的な意見は、
そもそも敵対的買収とは誰に対して敵対なのか?
・結果的にライブドアはグリーンメーラーといわれてもおかしくない状況ですが。。。
・当時の状況を冷静に振り返ると、「経営者に対して敵対的だっただけ」でしょう?
※一般株主にとっては当時の状況は友好的だったと思われ(結果、株価が上昇した)、経営者や従業員は否定的に報道される堀江社長のコメントだけで敵対的と判断しただけでしょう?
・このような買収者が出た場合は、株主や“キチンと機能する社外取締役”が両社の言い分を客観的に判断する機会がなければ、敵対的とは言いがたいと思います。
※しかしながら、不意打ちのようなライブドアの立会場外取引を肯定的にみているわけではありません
フジテレビの買収策は許されるのか?
・そもそも途中でTOBの目標を50%⇒25%へ引き下げたこともやり方としては疑問
・さらにTOBを成功させておいて、その舌の根の乾かないうちにTOB価格以上の値段でライブドアから株を取得するのはありなのか?
※フジは法的には認められると思いますが、道義的には許されないと思います。
TOBに応じた一般企業は株主訴訟に耐えられるんでしょうかね???
・そこまでしてニッポン放送株を取得する理由もボクには理解できません!
そこまで必要なのだったら、TOB価格を見直すべきだったと思います。
ニッポン放送にとって、フジテレビが本当に友好的な株主であるのか?
フジテレビの株主にとって今の経営者が適切であるのか?
ボクは長い目で見続けたいと思います。
フジテレビもライブドアも、この両社の株主はカヤの外で、このような茶番劇が繰り広げられた・・・
株主とは何ぞや? 会社とは? 経営者は誰が選ぶのか?
などいろいろ考えさせられました。
近いうちにフジテレビのバラエティ番組にホリエモンが笑顔で出演してたりして・・・
う~ん・・・・・・・・
ライブドアにはフジテレビとの和解資金で新規事業を立ち上げて欲しいと願うばかりです。このままでは、残念!
コメントありがとうございます。
堀江社長には夢をみつけて欲しいですね~
そろそろ金儲けの一環ではなく、損をしても良いから「この事業をやりたんだ!」と言えるような商売をして欲しいな~
(それがポータルサイト事業なんですかね・・・)