ホリエモンこと、堀江貴文さんの収監についての昨日の続きです。
それにしても、見事な演出で、結果的に大きな話題となりました。裁判で話題になったとしても、こうして収監・服役でこれだけの注目を浴びるというのは珍しいのではないでしょうか。
これが、堀江さんが「ホリエモン」なんてニックネームまでつけられて話題の中心となってきた技で、これまでも何度か利用してきた錬金術ならぬ、錬人術とでも言うべき、自己PRではないでしょうか。プロ野球の近鉄球団の買収の際の姿を思い出したのは私だけではないでしょう。
そういう意味では、堀江さんは「時代の寵児」と呼ばれるだけあって、近鉄球団の身売りなど、注目されやすい話題を的確に捉えて、首を突っ込んで、ファンもアンチも同時に作り出すことで、良くも悪くも話題の中心に名前が出るように仕組んでいったという、相変わらずの手法。今回も、見事にファンもアンチも「堀江貴文」「ホリエモン」という名を上げる効果に貢献していくことになったのではないでしょうか。
ただ、こうした話題づくり、自己PRは本当は限界があったはずなんですよね。
あのまま、強制捜査がないまま、今を迎えていたら???
「たら・れば」は意味のないことを承知で想像するに、実際にはどこかで大きな挫折を経験し、移ろいやすい注目の陰となっていたのではないかと。勝手な想像で申し訳ありません。特に、ご本人には失礼ですね。ごめんなさい。
ビジネスマン、経営者はやっぱり「人材」の集め方、人財の活用が結局は肝だと私は考えるのです。
もちろん結果論ですが、こうして強制捜査後にバラバラになった旧ライブドアの経営者を中心とした人材の結束力・厚み、あるいは堀江さんという鉛筆一本にも目を配っていた豪腕プレイングマネジャーが支えていたであろう組織・・・その当時のライブドアの規模から自己成長が図れたのでしょうか?(企業買収による拡大は一定レベルまでは成し遂げられたのでしょうが。そして、もちろん、ライブドア単体、あるいは当時の傘下の企業のすべてがダメという意味ではありません。)
キーボード上の空論ですが、私はNoだったと考えています。
閑話休題。
「注目されない」「話題がない」ことが最大の障害となってしまうという、売り出し中のお笑い芸人的な(実際にそうだったようにも感じます)立ち位置を、インターネットという当時は未だ一部の人だけのツールを活用して、「本音」という最強の理屈で飾ることで成長してきた堀江貴文さん・・・
良くも悪くも、今回の収監・服役により、そのポジションを不動のものとした可能性が高いのではないでしょうか。
魔女となったことで超有名になりました。
刑期が終わって世間に出られたときが
注目です。
超人気者となられているか、世間が忘れて
てるか。案外忘れているかもです。
彼以外のヒーローが次々とてで来られていて
忘却の彼方となったケースが多いもので。
>魔女狩りの魔女
すごく面白い表現ですね~
塀の外にでたら、そこは???
2年とちょっと・・・
これは、やっぱり長いですよね。