最近、少年の自殺についての報道を毎日のように目にするような気がします。
続報に次ぐ続報、そして次の自殺・・・
今日も新しい自殺のニュースが流れていますね。
自殺による年間の死者は公表されているものだけで3万人以上、交通事故による死者の5倍近く・・・今や国民病です。その中でも子どもの自殺は人数が少ないのかも知れませんけど、
数が少ないから?子どもだから?それとも他の理由???
報道する理由があるのか? ボクには疑問です。
自殺は伝染すると言われることがあります。
もちろん科学的な実証はされていません。伝染し続ければ日本国民は全滅しますしね。
でも、子どもの自殺には何となくニュースと相関関係があるような気がしてなりません。
そんな懸念以上に「ボクらの知る権利」は強い、だから報道すると言うのならば、「子どものいじめ」だけでなく、「大人のいじめ」「会社のいじめ」などによる自殺も同様に扱うべきですよね。そのほうが実は悪質かもしれませんし。
マスコミは、意図せぬところで「殺人電波」「殺人文書」を流しているかも知れないという恐怖を忘れてはいけないと思います。
みなさん、ハローです。「ささ男」のホディです。
今日から「新聞週間」だそうですね。今日の読売新聞の社説、いわば「自画自賛社説」を読みながら、自殺報道についていろいろ考えさせられていました。
報道のおかげで、滝川市教育委員会から謝罪を勝ち取った、確かにそういう面もあるのでしょう。マスコミによる攻撃により、はじめて非を認める現実も今回だけではなく、何度も見ていますからね。疑う余地がないくらいマスコミの力は強力です。
でも残念ながら、糺せるのは、氷山の一角なんですよね・・・
本当に謝るべきなのは誰だったのか???
そうしているうちに、次の自殺が起きてしまう・・・
もちろん、どうしたら良いのか、ボクには分かりません。
ただ、新聞は自画自賛する前にもっと考えるべきことがあるような気がします。
ちなみに、その今日の社説は世論調査に基づいて書かれているようですけど、その世論調査もよく分からない内容なんですよね。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe6100/news/20061014it11.htm
調査方法は「全国世論調査(面接方式)」、しかも社説によると「読者の信頼度」という表現もありましたので、「読売新聞の読者に対して直接会って調査した結果」という内容なんですよね。きっと。
調査した人数も不明です・・・数人だったりして(疑)。
こうなると何とも言えませんけど、偏った世論調査ですよね・・・
自社に都合の良い、便利な、読者受けの良い話を選んでいるのではないか?
とまで言うと言い過ぎですかね。スイマセン。
そんなことを言うボクは新聞好き。
やはりテレビよりも、ネットよりも、「今は」新聞が好きです。
と言うのは、本屋さんといっしょで、何か目的を持って探す場合にはネットが便利ですし安いですけど、興味の少ないことも含めてさまざまな情報を得たいと思うとやはり新聞ですよね。
習慣の問題だけかも知れませんけど。
今後も購読を止めたくなることがあまりないように、がんばって欲しいと思います。
最後にメモとして、ジャイアンツのイ・スンヨプ選手のインタビュー記事を貼っておきます。メジャー志向が強いイ選手ですけど、来シーズンは残留濃厚となっているようですね。
上:http://hochi.yomiuri.co.jp/giants/news/20061013-OHT1T00017.htm
中:http://hochi.yomiuri.co.jp/giants/news/20061014-OHT1T00054.htm
下:http://hochi.yomiuri.co.jp/giants/news/20061015-OHT1T00026.htm
ジャイアンツファンにとっては涙が出るような話です。こういう「ジャイアンツ愛」を持つ選手が増えると良いんですけどね。
これも読売グループにとって都合の良い記事でしょうけど・・・
イ選手、来年も応援したくなりますね。
Hさんは「うう男」ですか。なかなかいい感じですね(笑)。
次回は兄弟構成結婚相性議論と、「血」「脳」「家族」これらの組み合わせによる人格について、ゆっくり話しましょう!
単純な診断なのに、非常にあたっているので、驚きました。
「血液型」論、「兄弟構成」論に、「うさうさ」を加えれば、人格の大半を説明できるような気が。。。
shibaさんは「さう男」でしたか。うらやましい気がします。ボクはきっと自他共に認める「ささ男」ですけど、「正しすぎ」て嫌ですね(笑)。
今回の報道・・・
同感です。shibaさんが時々書かれている「正しすぎ」の面もあると思いますね。
そして、今回の構図はいかにも万人受けしやすい。
ボクらの怒りのはけ口は、教育委員会、教師、学校・・・
確かに「×」であったことは事実でしょう。
でも、本当に糺すべきところは、そこではないということは、きっとほとんどの人が分かっている。。。でも、、、
これ以上はささ男丸出し、「偏屈モノ扱い」になるので止めておきますね。
今回の少年の事件についての報道のされ方には、わたしも疑問を感じています。誰かを徹底的に吊るし上げないと気が済まないような印象がありますね。
とにかくパッと見が分かりやすい単純な構図を作り上げて、○か×を無理やりにでもつけて、×に対してはこれでもかというくらいに怒ってみせる、何かそんなふうに見えてしまうんですよね。怒るにしても、もうちょっと優しく怒れないもんだろうか、なんて、ちょっと矛盾した思いを抱いたりもします。
同感です。怖いですよね。
マスコミは「正義」という名の下での堂々とした振る舞いだけに、一段と怖さを感じます。確かに言うことはほとんどが正論だと思いますけど、一部のニュースに過度に反応しすぎなんだとボクは思います。どうなんでしょう?
「常識節度の定規」は実は何処にもないのだと思います。まさに、人それぞれ。
だからこそ、一部のニュースに偏らない、一方向の意見を押し付けすぎない、等など、マスコミはそういう意識を持ち続けて欲しいと思います。それでも人ですから、結果的には偏ってしまうと思いますけどね。
最近ではある教師がマスコミの標的になっています。
報道を見ると、確かに責められるのはもっともだと思います。でも責められるべき人は、その教師だけではないことは誰もが分かっている・・・
にもかかわらず、いじめの報道で、大人のいじめが始まる・・・
これじゃ、子どものいじめがなくならないのも当然かな、なんて感じています。
私も最近の報道は怖ろしさを感じます。
自殺の連鎖は関連があるように思います。
私まで気持ちが悲観的になります。
報道されなければ分からないことも多くあったと思いますが、常識の節度を守って欲しいですね。
常識節度の定規は何処にあるのかといわれると説明に困りますが。