台風11号。
これから接近するというニュースで、会社の人もそそくさといつもより早い帰宅でした。普段はなかなか早く帰るきっかけを失っている人にとっては、貴重な“恵みの雨”なのかもしれませんね。転職後のボクの場合は、転職前とは一転してマイペース勤務なので、台風でも普段通りですけど。今日は却って取り残されましたヨ。。。
恵みの雨といえば、水不足で渇水状態だった四国地方などはどうなんでしょうか?
四国でも水不足を少しでも解消できるような雨が降っていることを期待しつつも、ただ、小さなボクにとっての一番の心配は明日の出勤。。。
明日の朝までには通り過ぎているといいな~と願いながら、今日は寝ることにします。
みなさん、ハローです。ホディです。
先日の札幌出張の話の続きです。
飛行機の出発時間まで余裕があったので、駅の地図を眺めながら中途半端な時間の過ごし方を、これまた中途半端な思考を巡らせて、どこに行って何をしようかな?と・・・
中途半端な思考の割には我ながらグッドアイデア!
クラーク博士の銅像を目指して北海道大学へ少し足を伸ばすことにしました。
地図も持たずにすぐに見つかるだろうと大学の構内を歩いていたら、まず目的の銅像ではなく、北海道大学総合博物館に辿り着きました。中は生物学的な資料が中心なのでしょうか?いろいろ面白そうな展示が沢山ありましたが、残念ながらゆっくり見学する時間はなく1Fをぐるりと歩くだけでした。
興味を引かれたのは北海道大学の歴史と言いますか、札幌農学校の精神ですね。
札幌農学校・・・内村鑑三、新渡戸稲造など多くの偉人に支えられた学校なんですね。
そして、やはり目的のクラーク博士。
「Boys,Be Ambitious(少年よ、大志を抱け)!」という言葉以外は、ボクはほとんどクラーク博士について知りませんでした。南北戦争、キリスト教、民主主義・・・8ヶ月くらいしか滞在期間はなかったのも意外でしたが、教育者としてのクラーク博士に興味を持ちました。
博士は、札幌農学校で多くの細かな校則を排して、「Be Gentleman(紳士たれ)!」の一言を校則としたそうです。
大きな大地に大きな言葉ですね。
様々な人間教育としての学校を感じさせるエピソードが、他にもいろいろ紹介されていました。教育は知識を教えることだけではないとやはり感じるわけです。
多くの人が分かっているはずなのに・・・やはり教育は難しいですね~
北海道で感じたのは、やはり原点は「土地の開拓」(=農地の開拓)だということです。
落ちないようにと祈りながら飛行機から眺めた北海道の大地はやはり広かったです。(気も小さいボクは飛行機の少しの揺れも怖い・・・情けないビビリッぷりでした。)
昔は蝦夷地と呼ばれたこの広大な土地を、農学校で学んだ開拓者のみなさんが中心となって(?)切り拓かれたわけですよね~先人はすごいと思います。
そして、今は長い年月をかけて先人が切り拓いた農地が逆に急速に荒地に戻っていく時代。
これでいいのかな?と感じているボクは、短い時間でしたが、大きな大地で小さな頭を巡らせていました。
開拓者の精神を忘れてはいけないな、と思う今日この頃です。
そしてオチは、ようやく見つけた銅像。
何だかイメージが違います。ボクはすっかり全身像で遠くを指差すクラーク博士を想像していましたが、その銅像は「羊ヶ丘展望台」にあるんですね・・・
クラーク博士と言えば、北海道大学(札幌農学校)という思い込みでした・・・
先日北海道を案内してくれた彼女によると、すごくたくさんの観光客がひっかかって北大に行っちゃうそうです。
「あの指差してるやつじゃないの!あれどこ!?」
コメントありがとうございます。
見事にひっかかっちゃいましたヨ。
でも、逆に良い思い出になった気がします。