今日からラグビーの大学選手権が開幕しました。
1回戦は、秩父宮、熊谷、瑞穂、花園、福岡の5会場で計8試合。
ボクは、秩父宮へ観戦に行ってきました。
午後二時から、早稲田大学対大阪体育大学の一戦。
応援する早稲田は12/5の早明戦から2週間ぶりの試合。
早稲田は、対抗戦で帝京、慶応、明治と厳しい勝負を乗り越えた後の大学選手権の初戦、どういうコンディションで、どういうゲームを見せてくれるのか?
そして、試合から3週間遠ざかっていた大体大は、どういう風に大学選手権の準備をしてきて、どういう策で早稲田に向かってくるのか?
早稲田の試合の前、秩父宮の1戦目が関東リーグ戦を制した優勝候補の筆頭とも言われる東海大学が、関西リーグの5位の京都産業大学と対戦。
大体大は京産大と同じリーグの4位。
リーグ戦の覇者と関西5位、対抗戦の覇者と関西4位、
秩父宮の2試合は、その結果や内容から、優勝候補同士の東海と早稲田、関東のリーグ戦と対抗戦の実力差も間接的に想像する一つの指標にもなりますよね。
その1試合目の東海大と京産大は、東海大が83-14の圧勝。
果たして、2試合目は・・・
試合開始直後、いきなり反則などでピンチを迎えた早大は、勢いで押してくる大体大にゴール前に一気に攻め込まれ、先制トライを奪われます。
早明戦のときの粘りが嘘のような、中央突破も何度か許してしまうような内容。
大体大からの「プライド!」なんて掛け声も聞こえてきましたが、この試合に向けての気持ちの強さ、集中力の強さが結果として現れたような気がしました。
その後も、大体大の選手の勢いはなかなか良かったとおもいます。
一方で、先制された早大はその後はトライラッシュで、前半6トライ、後半10トライの合計16トライの猛攻。相手の攻撃も、結果的には最初のトライだけで抑えて、94-7で勝利。
早大、16トライの猛攻で大体大に完勝!/大学選手権(サンケイスポーツ)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101219-00000527-sanspo-spo
でも、早大の辻監督もサンケイスポ-ツの記事に“先制トライを奪われたことが許せない様子で「最初に取られたところ。全てそこに凝縮される。もう一度見つめ直す」と仏頂面”だったと書かれているくらい、最初の試合の入り方、トライの取られ方、その後のゲーム内容、全般的に良かったとは言い難い試合だったようにボクも感じました。
特に、キックオフボールのキャッチミス、トライ後のゴールキックやタッチキックのミス、タックルミスなど、少しミスが目立ったように思いました。
そうは言っても、個人技、攻撃面での破壊力のすごさの一端は見えましたね。
やっぱり、上手いし、速い。お見事でした。
また、今日はスクラムハーフの控え選手がケガで退いた後に、本職ではないスクラムハーフを務めた田邊選手の器用さとラグビーセンスの良さには感心しました。素晴らしい。
大勝負の続いた後の大学選手権の一回戦は難しいんでしょう。
コンディション、テンションともに今一歩だったかな???
まぁ、何はともあれ、一回戦は勝利。
来週の二回戦は名古屋の瑞穂公園ラグビー場で、関西学院大学との対戦。
テレビ観戦かな?それとも早稲田戦は録画で、秩父宮の試合を観に行こうかな?
<今日の試合結果> 第47回全国大学ラグビーフットボール選手権大会
慶應義塾大学 43-7 近畿大学
帝京大学 39-13 関東学院大学
京都産業大学 14-83 東海大学
早稲田大学 94-7 大阪体育大学
福岡大学 12-43 関西学院大学
明治大学 68-5 中央大学
筑波大学 27-33 流通経済大学
天理大学 101-0 大東文化大学
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