今度の日曜日、8月9日に大熊町の自宅に一時立入してきます。
3月に行ったきりでした。
夫の病気もあったりして、中々行けませんでした。
8月はお盆ですよね。
お墓詣りをしてきます。
自宅は、震災当時のままで朽ち果てる一方です。
お墓も蓋が空いていて、早くからブルーシートで包んであります。
お骨が見える状態なのです。
なんと、悲惨な出来事でしょうか?
ご先祖様の位牌は、震災後の初の一時帰宅で持ち出してあり、
新居の仏壇も新しくして、供えてあります。
毎日、線香を絶やすことはありません。
でも、心は大熊町住民です。
国の復興と今後の賠償方針は、良いとは言えません。
東電側は、今はかつての出来事だとして、現実に添った寄り添いは薄れています。
震災と原発事故・・・
安全を確実に行っていたならば、こんな今の生活はなく、
ふるさとの大熊町で平和に暮らしていたでしょう。
生まれた時から双葉郡に住んだ町は、今はTVで放送されても重視されていません。
中間貯蔵施設は大熊町と双葉町です。
そんな町に戻ろうとする人々の気持ちもわからないではないですが、
再度、重大な事故が起きたら、またどうなるのでしょう。
復興、復興と話して進める町、国、東電側にもいろんな問題点が山積みですよね。
理想ばかりが高すぎるようにも感じられますね。
ふるさとは、今は、心の中にしかないのですから。
また、新しい生活が始まっています。
その生活が維持されていくように願う最近です。