8月9日、日曜日・・・大熊町の自宅に一時立入してきました。
常磐道高速での往復でした。
自宅に着くと長い門口は草木でおおわれていて、
むりやり車をゆっくり進み、雑草、木々を倒して庭に入ると
雑草、ジャングル化しておりました。
しかも大きなアブが沢山車の周りに集まるので
車から降りることはあきらめて、写真を車の中から撮影しました。
ゆっくりユータンして、お墓へと走行して着くと
綺麗に雑草はなくて、震災当時のままの倒れた壊れたお墓に線香のみ供え祈りました。
火は禁止、食べ物の供えも禁止なのです。
火のない線香はどこかしげ寂しく感じました。
帰宅中、楢葉PAでトイレ休憩して帰宅しました。
お昼には帰宅できました。
原発事故地域のお墓は皆、震災当時のままで
修理しても賠償金は出ません。
他の地域に新たに作ったとしても、150万円しか貰えません。
我が家では、故郷大熊のお墓のままでいいと思っています。
ご先祖様も、きっとそこにいたいと思っていると思うからです。
新居には仏壇の中に位牌が沢山あります。
毎日数回は線香を供えていたり、ミニトマトの熟したの数個も供えています。
震災後5回目のお盆は、静かなものです。
せめて、我が家では賑やかにお供え物を仏壇に供えようと思います。