ブギーナイツの館 - 青春の蹉跌から超暇人への道までを記すブログ

のんきな人です。とにかくどうでも良いブログ。

キョクヨー(極洋)のまぎらわしい缶詰を検証してみた

2017-01-19 00:22:38 | グルメ
本願寺月光蟲です。

缶詰め業界、地震だのの影響で強気に出てるように見える。
災害対策になるからと買う人が増えたからさらに強気になっているイメージ(笑)

だが、キョクヨーの缶詰めはかなり良心的だ。
安くて美味い。缶詰め業界の鏡みたいな会社だ。

先日も買おうとしたら妙な事に気づいた。
鯖味噌缶詰めなんだが2種類ある。

値段も少し違う。
108円、119円と11円の開き。
缶詰めの大きさも少しだけ違う。
安い方が大きい(笑)





デザインはほぼ同じ!
なんだなんだ?
同じ会社で二種同じネタで11円違い。
気になりますよね?

ん、、

気になりますよね?
うん。

気になりますよね?人として。

気になってしょうがないですよね?人として!

検証しました。
2つ同時に開けて食べ比べました。

む!
ほぼ同じ味だが微妙に違う。
ん?なんだ?
ああああああ

生姜の味だ!
生姜です、生姜!
鯖だから生姜ね!あー。
生姜がある、なしで値段が11円違うわけか。
だが缶にでっかく「生姜入り」と書いてないぞ(笑)(笑)

いやあ、地味だがこれだけで2種類製造するってさ、キョクヨー凄くねーか?(笑)
しかもさ、生姜が入ってないが縦長、生姜入ってるほうが横長なんだよ。
キョクヨーすげえな。
煮方も変えてんの、生姜あるなしで。
11円しか違わないってさ、儲け考えたり製造ライン考えたら1個の方があきらかにコストかからないよなあ。

缶詰め業界でいまいちメジャー感ない理由がわかったよ(笑)
サービス良すぎなんだよ、キョクヨー!
すげー、ほんとすげーわ。
11円だよ(笑)
手間とかも含めたらどっちか作らず1本で行けばよいのに。
11円しか違わないのにユーザーに値段と味を選ばせるってほんとすげー(笑)

キョクヨー、ますます好きになりました。
貴方も缶詰めは是非キョクヨーで(笑)












  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ほうれん草と明太子のスパ

2017-01-19 00:03:48 | グルメ
本願寺月光蟲です。

ほうれん草が安い季節。
余りまくりなんでまたパスタを。
明太子もラストの2切れ。
明太子、ほうれん草、バターで炒めたあと麺と絡めただけです。





んまい。
が、味がほとんどなかた、、。
醤油も麺つゆも塩もかけ忘れてた、、、。
なんかボーっとしながら作ってしまった。
で、食べながら少し塩と粉チーズをかけて完食。
割と良いパスタだったので麺の味が良くわかりました。
100円のパスタなら食べなかったかも、、、。






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日の1冊 「福井モデル」 藤吉雅春 著

2017-01-18 18:07:27 | 今日の1冊
本願寺月光蟲です。

大阪都市構想が頓挫してその後どうなったんだろう?
大阪はまだ良いって言うかプライドが高すぎて逆に東京に永久に勝てない気がする。
いや、勝ち負けとかじゃないんでしょうけど。

興味深くこの本を読んだ。



商売、少子高齢化、人口の増やし方、ガキの学歴や教育、晩婚化、日本てより世界で様々な社会的な問題がありますが福井モデルが最近注目されている。
が、まあそれは本に色々書いてあるんだが、他にも興味深い話が。
富山の行政の話が凄く面白い。
損して得を取るやり方が世界で注目されてる。
市長は最初は必ず叩かれるが数年もしたら税収が倍どころじゃなくなったり、過疎どころか人が増えてたりする。

都市部の地価を落とすとそのエリアは全てダメになるらしい。
シャッター通りなんかさえたる例で悪循環。
富山のやり方はなんだか長い目で見てるらしい。

富山に行った事ある人はわかると思うが、路面電車。
まー、チンチン電車が都市部を彩っていて夜はハリウッドのSF映画みたいな場所もあったりする。

田舎から都市部の運賃がびびる。
なんと終点まで行くと100円だが、終点まで行かないなら2600円(笑)
短く乗る方がとにかく高い(でも実は高いように見えて距離考えると普通の値段)になる。
途中下車すると高すぎな感覚になるだろ?

最後まで乗って100円払って歩いて1つ前や2つ前の駅まで戻る人が当たり前だが続出。

老人もさすがに歩くんだよ。
路面電車ばかりだから、バスの距離みたいなもんだから若い奴にしてみたらすぐ着く距離。
だから老人もウォーキング気分やらで歩くわけ。
しかも、花束を持って乗車したら無料。
花束さえあれば無料電車。
しかも建て前上の理由は「華やかになるから無料」(笑)
だが、このやり方で各駅前に花屋が!
その売り上げが半端ない。
バスも無料になるし、花束も待ち合わせした恋人とかにプレゼントもできる。
バスが安くなるからという理由で花束買えば恥ずかしくないよな(笑)(笑)
花屋が儲かれば周りのホームセンターとかに土を買いに行ったりする。
なんだか上手くできている。
これ、最初反対されただろうね、「は?なんで最終駅まで行けば100円?途中下車2600円?ばか?」とか散々言われただろうなあ。

なんでもだが長い目で見るのは大事だよね。
てか、このような話、東京で言えば中野区の鷺ノ宮みたいな街だと考えもしないだろうし、尚且つ、働きもしないでチェーンに任せておく街は全く個性がない上に使い勝手が非常に悪い!
西武線はとにかく全く街や地域を考えてないからどの駅もダメ、みたいな(笑)(笑)

地方とか関係なく、歩いてて楽しい街が良いね。
これは行政の問題もあるけど地元をキチンとしようみたいな意識も大事かも。

政治家だけの話ではないね。

おすすめ。





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日の1冊 「神隠しと日本人」 小松和彦 著

2017-01-17 09:46:28 | 今日の1冊
本願寺月光蟲です。

興味深い本を読んだ。
これです。



今の日本は神隠しって言葉がなくなった。
昔、と言ってもたかが90年位前までは神隠しって言葉が普通に使われてた。
忽然と人が消える事を神隠しと言ったわけです。
今の日本社会は勿論死語に近い。
誰かがいなくなった場合、誘拐、蒸発、失踪と考えるし実際そんなパターンばかりで説明がつく。

昔の日本人は人がいなくなると神隠しと思ってた、と。
人が消える理由は様々だが昔の日本人は様々な理由はあれど一言「神隠し」って言葉を使ってたと言ってた。
地域によって神隠しの根源は違うが、何パターンかのようだ。

天狗
鬼婆



さらわれたり、一緒に遊んでたり、違う世界に連れてかれたとか思っていたと。
この本を読んでて興味深いのは、現代人は鼻で笑うが、天狗にしても狐にしても今の社会とあまり変わらないと言う事。

神隠しイコール天狗の仕業がダントツのトップで次は狐のイタズラや騙しが2位。

さらわれる場合違う場所に行くわけで、コレを異界と定義している。
異界に連れてかれたり、散歩してるうちに異界の入り口にたまたま入ってしまったとかね。
だが、結末は今と同じで、

殺された、
永久に行方不明、
帰ってきたものの、神隠しにあった奴の話を聞くと「どうもよくわからない事を言っている」になる。

ここで昔の民話や記録を調べると神隠しにあった奴らのタイプはあまりパターンがない。

ガキ
若い女
知恵遅れやただのキチガイ、今で言う統合失調

あまりパターンがない。
天狗や狐が人をさらうとか連れてくのも色々と理由づけをされていたみたい。

神隠しにあったら家族や周りの人間が探すわけだが、携帯やヘリコプターなんかはないから太鼓や鐘を鳴らしながらさがすわけだが、これもまた意味があって、太鼓や鐘は宗教的な楽器と思われていて。
で、それらの楽器はでかいわけで。
この音は「異界にも聞こえるハズだ」と思ってたらしい。

天狗説が日本で1番多かったらしい。
だが勿論、良い人間悪い人間もいるように良い天狗悪い天狗がいるわけ。
しかも天狗は基本ホモで。
天狗がホモってのはこの本ではじめて知った(笑)

あと、ガキのかくれんぼ文化は神隠しとかなり密接な関係にあるとかも詳しく書かれている。

神隠しイコール異界に行った、と昔の人は考えたわけだが、異界と言っても妖怪やら宇宙やら霊やらの世界ではない。
ようは今で言えばかなりの田舎から六本木にいきなり行ったら異界、そんな定義もしている。
コレを例に考えると、2.3歳のガキがロリコンホモに1日さらわれて六本木に連れてかれて次の日に寝たまま近くの村までまた送られた場合、2.3歳のガキは訳がわからないわけ。夢のような気分になるわけだ。
で、親にどこに行ってたのか聞かれても上手く説明できない。
だから昔の文献には「どうもよくわからない」とか「わけのわからない事しか言わなかった」と書かれて結局「天狗にさらわれた」とかになったらしい。



昔の人はまた逆におおらかと言うパターンもあったらしく。
誘拐レイプとかで1週間したらいきなり帰ってきて親に報告した場合、「神隠しにあった事にしよう」とか娘の名声を守るために周りに「神隠しにあったが戻ってきてよかった」とか。
あと、男の「全て捨てて1から誰も知らないとこで働きたい」とか「ひっそりと遠くで死のう」とかで家から消えても失敗や死に切れなかったりして戻ったらホントの事言えないから神隠しって事にしたり。
神隠しって言葉を上手く使うパターンもかなりあったとも考察している。
昔の人の知恵と科学捜査が発展してなかった時代の融合で、神隠しって言葉のおかげで上手く人間関係が回った場合もあったらしい。

少し前に親が山で教育のためにわざとガキを放置にした事件あったでしょ?
親が脅しで置き去りにしたらガキが本気にして山で行方不明って言うかその場所から消えたから話題になったわけです。
しかも見つかった場所が「考えられないほど遠くで発見」だったわけだが。
これ昔なら神隠しと言われたわけだよ。
「1人であんなとこ行けるわけがない」みたいな。
だが、コレ大事なんだが人間の徒歩って実はかなり頑丈と言うか。
新宿から稲城市とかまで歩いても5時間から6時間とかだよ。
数日いなくなってたらガキだってかなり遠くまでいけるんだよな。
しかもガキなんか安全な近道だの危険な道だのわからないわけで。
身体が小さいから色々擦り抜けられるし。
今は天狗の仕業なんだなんて誰も言わないが昔の人は理由がわからなければ異界のせいにしてた、と。

この本の異界の定義や神隠しの定義は凄く面白い。
昭和の終わりや20年前とかの口裂け女や人面魚なんかもそれらの定義に入ると。
怪談のみならず、色々な民話で神隠しがある。
浦島太郎なんかもそうで3日竜宮城に行くが異界から帰宅すると300年、、、。

神隠しって言葉はなくなりつつあるが、神隠し自体は実は形を変え今でもあるね。

この本は日本の島国文化を知る上で非常に興味深いです。
昔の日本人の思考から色々学べるし、民話や妖怪やらの見方も変わる。

おすすめよ。








  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たまにはこちらを食べたい、的な気持ちに

2017-01-17 00:32:54 | グルメ
本願寺月光蟲です。

寿司も刺身も大好き。
魚介類だけで生きてるようなものだ。

たまにちらし寿司を食べたくなる。
昼、ランチにしかないメニューだから。



デパ地下や物産展は別だが寿司屋は夜、ちらし寿司を出さない。
ランチのみ出す店ばかり。
まー、残りモノ感はあるしその通りなんだろうが、ちらし寿司を見るとその店がわかる。
舐められたくない店は豪華だからね。
正直、捨てるモンだと思えば安くても売りたいだろうし。
だからセコい店ほどちゃちい。
夜にまで前日の残りを出すからね。
魚は新鮮さが命だからねえ、、、2日目なんか回り寿司だけだし。

たまにちらし食べると得した気分になるんだよなあ。






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする