本願寺月光蟲です。
非常に興味深い本を読んだ。
これです。
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「本で床は抜けるのか」西牟田 靖さんの本です。
最初から何だが、世の中色々なコレクションのジャンルがあるが、キチガイ指数が高いのは本と蝶かと。
本と蝶のコレクターは時に殺人も平気でるような人が多い。
この本は、古本ばかりが出てくるが根本的にコレクター全般に共通する話ばかり。
しかも、同居人がコレクターで困ってる人にもオススメできる本になっている。
まずは何を置くにしても場所と棚。
日本は狭いしとにかく土地が高い。
と、なると財力がモノを言うかと思いきや実は違う。
コレクターは大金持ちだろうが家がでかかろうが結局のとこ置き場所に困る。
だからコレクターなわけ。
地球を買えたとこで地球が埋まるほど集めるって事。
変な言い方をすると、コレクターなのか?
ただ単に捨てられない人なのか?
この本の面白いとこは複数ある。
建築士に話をキチンと聞いているとこがまず一点。
本を保管する場合、木造、鉄筋、コンクリート、どれが適しているのか?
そして本の置き場所や置き方等、家や部屋のどの場所に置くのが良いのか?
これ、どうも正解がないっぽい。
手抜き工事ならどれもダメ。
あと、雑誌や新聞のコレクターになるとさらにやばい。
湿気を吸うからね。
で、本コレクターの悲しい末路も書いてある。
ちなみに
コレクターだからと言っても整理整頓ができる人ばかりとは限らない(笑)
だよなー。
私もそうだ。
コレクターで乱雑なヤツは整理しないから並べても全く脈絡がない、、。
整理されてるのは頭の中だけだ。
物体である以上は生活スペースがなくなる事を意味している。
整理整頓ができる人でもしまいに、
蟹寝になる(笑)
蟹寝、、、。
コレクターが蟹寝のまま死んでるパターンがある、、、。
本を置きすぎて普通に歩けない上に寝る時は布団のスペースしかない人。
本の場合風呂だけがなんもないわけだが、本を少しでも置くため、ドアがほとんど開かない。
しまいに風呂に入るにも蟹歩きで入らないといけない人。
で、この本にも書いてあったんだが3.11の地震以降コレクターの意識が変わったりしている。
それは地震で死ぬ恐怖
ではなく、雪崩で死ぬ、もしくは失明や骨折、、。
で、電子化というのもテーマになるがこれまた難しい。
断裁機でスキャン、普通にやってたら本を読む時間やら集める時間がない。
というより一生かかっても電子化は終わらないだろうし。
で、出てくるのは業者だ。
電子化してくれる会社があるししかもかなり安い。
だが、この本を電子化する業者は法律的にはグレーゾーン。
私個人は法律的にの電子化を業者に頼んだら法的に完全にアウトだと認識している。
業者の誰かがそのデータを読んだら個人複製を超えてしまう、と思ってる。
話がそれた。
この本のさらに面白いとこは、
コレクターの家族の悲哀だ、、、。
自分の部屋だけでなく、家の中を侵食していく本。
地震が来て子供の頭上から落ちる心配や床が抜ける心配、ほこりっぽい、先に死なれたら掃除が嫌だ、とか色々あるわけだが、、、。
なんと言っても、
女性の大半は理解してる
ふりをしつつ理解できない
パターンが多い(笑)
女のコレクターも最近はかなりいるが女のコレクターの場合はキチンと整理整頓、自分のスペースで管理できてたりする。
それを超えると近所で有名なゴミ屋敷の変なババアという、、女の子のコレクターは真ん中があまりいないように思える。
話がそれた。
女性、主に妻や恋人はかなりストレスになるのは「自分のスペースに他人のモノが入ってくるのが嫌だ」って事らしい。
ようは「置き場所ないから君の部屋にコレだけ置かせて」となると怒る、みたいなさ(笑)
階段の端っこやトイレとかにコレクションを非難させても当然怒る(笑)
「ちょっとくらいイイじゃねーかよ」なんて一言は怒りをさらに倍増させるっぽいんだよなー。
ブックオフにたまにありえないほど豪華な全集とかありえない美術書なんかが一気に出るのは「旦那のゴミを引き取ってもらった」みたいな。
なんかこう、、冷たい気もしないでもないが、、、家族とは言っても他人にはゴミ(笑)
この本は本好きにとってかなり興味深い話が山盛り。
本好きだけでなく何かを集めてるコレクターにぜひオススメしたい。
面白いよ。
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