3月6日()
実家到着から3日目のこと、、、、
女は寄せては帰る波を眺めながら思案に耽っていた。
←ざぶ~ん
そろそろ例の事をおっかーに告るべきか?
←ざざざざぁ~
でも、大騒ぎするからやっぱ前日に、、、、
←ざっぶーーーんっ!
でもそれでは、、、
料理の準備が間に合わないことよぉーーーっ!
←あんたならどうする?
「あたしゃ立つ鳥ぃ~♪波にぃ~聞けちょい♪やさえんや~さぁ~ぁの
どっこいしょ♪ はぁ~ぁどっこいしょ~どっこいしょっ~」
さて、おちゃらけるのもほどほどにして、、、
まだむはいったい何を悩んでいたのか?
それは今回の帰国の超スペシャルイベント
『だーりんの父様&母様がこあらの国から島に来るんだぜっ!』
について、どのタイミングでアブドラザ・おっかーに告げるべきか?
でございます。
え?早めに言わなきゃだめじゃんっ!ですって?
ちっちっちあま~いっ!
普通の母親なら、、あたくしだって早めに伝えましてよ
しか~しっ!宅の場合そんなことを早めに言おうものならっ!
「キャー大変っ!お父さんっ!窓掃除よっ!カーテンも新調してっ!
網戸も破けてるから修理屋さん呼んでっ!襖も障子も張り替えてっ
庭に大きな木を植えてっ、、、あれも、これも、それも、どれも、、、」
ってな具合に、、、
家の改装工事が始まってしまうざんすっ!
あら?今どなたか「大袈裟ねぇ~」とおっしゃったかしら?
ふぅ~信用してくださらないようね、、、では、イベント告白後の
アブドラザ・おっかーアントニオ・まだむ
の会話を検証してみようっ!
「あさってだーりんのご両親がみえるから。掃除はあたしが終了したし
後は食事の手配だけよろしくど~ぞ」
「えっ?いつだってっ!?」
「明後日だ」
「どうしてもっと早く言わないのっ!」
「1日ありゃー準備できるでしょうよっ!」
「はっ、、、そうだ、、こうしちゃいられない、、、」
スタスタスタスタスタスタ ペラペラ ペラペラ
(走って電話帳を確認する音)
「ちょっとお伺いしますが、何をしておいでで?」
「畳屋さんに電話して、明日全部替えてもらうからっ!」
「うぉらぁ~!受話器置かんかぁーーーっ!」
この後、小一時間の母娘対決があったこと忘れてはならない、、、。
こうしてまだむの心に新たな家訓が刻まれた
イベントは当日朝に告白するべしっ!
←同じタイプの母をお持ちの読者様はぽちっ!
いないと思うけど、、、
いつも応援ありがとうございます。
★あとがき&写真★
雪や雨がパラつき、不穏な空模様でしたが、だーりんの父様&母様の
←到着と同時にピーカンっ!
さすがっ!これもまだむの普段の行いの良さと自負しております(違っ!)
嫁としては、両親の初対決、、ではなく初対面には緊張が走りましたが、
その横で「これ美味しい!」「これも旨い!」と普段通りの食欲の
太っ腹を見たとたん、、、ムカっ、、、ではなく、緊張も程よく解けましたの。
ほんと、、宅のだーりんって太物、、、ではなくて、、
大物ざんすっ!