にょろにょろです。
新連載「梅雨空の向こう側」を始めた矢先の梅雨明けです。orz
まぁ嬉しい誤算ですので、ここはタイトルを改め、「梅雨明け十日の夏の空」
へ変更します。(笑)
梅雨明け十日とは、梅雨が明けた日から10日は安定した晴れが続くことに由来
しているものと思いますが、まさに今がそれにあたりますよね。
連日、快晴・真夏日・猛暑日のオンパレードです。
今日7/11も福岡市は雲ひとつない快晴の空でした。
この梅雨明け十日の空はほんとに気持ちがいいものです。(暑さは置いといて。)
スッキリ爽快の濃い青空、こんな空は何度見上げても飽きません。
特に地平線近くまで空が青い日は南に低い星たちと出逢えますので期待感が高
まります。
この期間を過ぎると太平洋高気圧の勢力も不安定になり、地平線近くは快晴であって
も白く霞んでくるような気がします。
このようなことから、夏の星空を本当に堪能できるのは、入梅前の5月の深夜と
梅雨明け十日の夜空とにょろは思うのです。
そんな訳で連載2回目は、夏の代表格のさそり座を見てみましょう。
撮影ロケ地は、前回と同じ宮崎県五ヶ瀬村です。
もう空一面星だらけです。
このさそり座とその左のいて座付近は私たちが住む天の川銀河の
中心方向ですので、ひときわ星の数が多くなります。
また天の川には黒い暗黒星雲があるために複雑な模様となってい
るのがわかります。
これはさそり座の頭部をアップした写真です。ここにも暗黒星雲が存在
しています。その部分は星が無いように見えますが、実際には星の前に
暗黒星雲があるため、星が無いように見えるだけです。
中心の大きなオレンジ色の星は赤色超巨星の「アンタレス」で、こうして見る
と星の色にも個性があるのがわかります。
今年のさそり座の星たちも元気な光を送り届けているようです。
にょろにょろ。