こんにちは、kubel(キューベル)です。
緊急事態宣言から半月が経ちました。残り期間は約2週間、終息への道標はできるのでしょうか?
1日も早く今までの生活が戻ります様に、あと半月頑張りたいと思います。
さて、星の館が休館してもう二ヶ月がたちました。今空を眺めると春の星々や星座に銀河が美しく輝いています。
皆さんも自宅の庭やベランダから夜空を眺めてみませんか?
晴れた夜に空を眺めると何が見えますでしょうか。都会でも田舎でも、月や惑星に季節の星座(星々)を見つけることができます。
ストレスが溜まって疲れたら、星空を眺めてホッと一息つきませんか?
今回も春の銀河に星団を撮りましたので紹介します。
りょうけん座にある球状星団とおとめ座にある銀河団の中のマルカリアンの鎖です。
先ずは球状星団
りょうけん座は、うしかい座の連れた2頭の猟犬の星座として独立させたものなのです。北の犬を「アステリオン」、南の犬を「カーラ」といいます。りょうけん座は、明るい星のα(アルファ)星「コル・カロリ」とβ(ベータ)星の2個で構成されています。
メシエ天体M3です。銀河が多いこのあたりの星域では珍しい球状星団です。
双眼鏡でも見ることができ、星の館にある大きな望遠鏡で120倍程度の倍率で見ると、
たくさんの星々が丸く集まっていてその姿は非常に美しいです。
次はマルカリアンの銀河鎖。
おとめ座は黄道十二星座の一つで処女宮。正義の女神アストライア、または農業の女神デメテルの娘ペルセフォネの
姿とみられている。
おとめ座銀河団の一部を構成する銀河の線状の集団です。地球から見た場合、各銀河は、なめらかな弧を描く曲線状に
乗って見えるので「鎖」と呼ばれています。
構成する銀河は M84、M86、NGC4477、NGC4473、NGC4461、NGC4458、NGC4435-NGC 4438になります。
いかがでしたか?
外出自粛で庭撮りや近所の公園での撮影、この時期の夜半過ぎには夏の星々や星座も見えはじめます。
次の機会にはまだまだある春の銀河や夏の星雲も案内できればと思います。
「晴れた夜は空を眺めよう」kubel(キューベル)