草庵の記

弓部大動脈、腹部大動脈、腸骨動脈、冠動脈にステント11本。
私の体はサイボーグ

婆ちゃん入院顛末記

2019-03-04 22:43:51 | 循環器内科手術

2018-11-07記録


入院を意識しているのか年度か目覚め、6時前には起きた。
しばらくごそごそして窓の外を見ると美しい三日月が見えた。

下りようと2階バッグを持ったとたんに腰の痛みを感じた
2階バッグとは心電図計、パルスオキシメータ―他
 色々器具、眼鏡など一式在中)

この程度の痛み位だったら気を付けさえすれば大丈夫。

早くにいつもの葡萄パンを2枚食べ終わったころに
激烈な痛みに変わった

いつもの薬を飲み終えこの痛みでは手術は無理ではないか?
往路のタクシーに乗れるかどうかも疑問。

8時過ぎ夫に病院に電話をかけてもらい
途中私が電話に出て状況を説明した。

看護師さんサイドでは何も言えないので
私が決めてください。ということで
とりあえず、病院に向かうことにした。


何しろ夫はいつものイラチ、
11時受付するように言われているにも関わらず
タクシー予約は9時40分に入れている。

丁度その時間に来たが乗車するだけで激痛が走った。
予約より小一時間も早く10時過ぎに到着した。

タクシーから降りたらすぐ車椅子をお願いした。

従業員さんが車椅子を押してくださり、受付へと向かった。

早くいらしたのでまだ部屋の準備ができていないので
しばらくお待ちください。

夫が受付を済ませてもまだ時間が余った。
しばらく待って部屋の準備が整ったというので
受付さんがデイルーム迄案内してくれた。


デイルームで待機して看護師さんに車椅子が渡された。
担当のmさんと仰る方が部屋へ案内してくださった。
車椅子から降りて立つことはできた。

「ベッドに上がれる?」
崩れるようにうつ伏せ姿勢で背中が丸くなって
ベッドに斜めに倒れ込んだ。


「笑っちゃいけないけど笑ってしまう」ナース
「私も笑える。笑って構わいですよ」とほほな私。

こりゃストレッチャーだな」ぼそりとナース。
「う~、あ~」呻くだけの私。
「尿カテを今から退院するまで処置します」
「はい、お願いします」
トイレなんか とても行けやしない。

「トイレには行かないでくださいね。
 尿カテは尿が溜まっている状態のほうが良いんですよ」
「(何でか分からないけど…)そうなんですか」

看護師さんは準備しますと言ったまま来ない。
膀胱満タンになった。待ってもこない。

もう行っちゃおう。

アチチチチ、い、痛~~~~~~~~~い。
便座の中に沈んでしまいそう。
ペーパーが取れない。
(こういうときは先に必要量のペーパーを
 取っておくべきと知る)

それでもナースはまだまだ来ない。

尿カテ担当看護師さんは一年坊主が担当しますと、
見たことのあるナースが言った。

今は1年生の教育担当をなさっているらしい。

さ、寒いのに時間がかかりすぎる(;´Д`)

処置が始まって脚を開いてタオルをかけられているとき、
主治医がノックして様子を知ってすぐ退室していかれた。
婦人科の診察中状態。


重篤な病人になると丸裸、羞恥心をかなぐり捨てないと
治療は受けられない!(号泣)


しかも、看護師さんは言った。
尿カテして更に漏れることがあるのでオシメもします!


うわあ、ぎゃあ!

赤っ恥1 丸裸。
腰 痛いし、もう何も抵抗できない状態。

昼は絶食、午後から手術、3人施術して
その次だから大体2時頃になる予定です。

パジャマが小さかったのでズボンが2Lでも入らない。
だって大きなオシメを履いてるんだもの。
手術着に変えて待期。

その前に点滴します。
また針が入らないのです。





私って人間だったかなあ?


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