親子でつながる子育て~抱っこ法~

抱っこ法の考え方をもとに、子育て中の親子やハンディを持つ方など、たくさんの方の心の支援を行っています。

癒しの子育て ~涙の大切さ~

2013年02月06日 | 癒しの子育てネットワーク大阪

こんにちは、ぴかぴかさんこと、下和田実です。

今日は、癒しの子育てと抱っこ法について少しお話ししますね。

 

子どもが生まれたらいっぱい可愛がって、抱っこして、お散歩にも行って、
幸せな時間を過ごすはずと思い描いていたのに・・・

どうしてこんなに泣いてばかりなの?
どうして言うことを聞いてくれないの?
なんでこんなにイライラする自分になってしまったの?
私の何がいけないっていうの?

そんなふうに悩んでいるお母さんも多いのではないでしょうか?

それは決してお母さんの育て方が間違っていたということではありません。
子どもはどんなに小さな赤ちゃんでも、
お母さんのことを思っていて
「お母さん大好き」という思いでいっぱいです。

でも、子どもからの「大好き」が上手く伝わらなくなったり
お母さんからの「大好きだよ」という思いが届けにくくなったりすると
とたんに子育てが難しく感じるようになってしまいます。

抱っこ法では思いが通いにくくなってしまった親子の心を解きほぐし
親子のきずなをよりしっかりしたものへとしていきます。
そしてその親子の仲立ちをするうえでとても大切な意味を持つのが
『泣く』ことなのです。

現代の子育ての多くは泣かせない子育てになっています。
多くの場合子どもが泣くとすぐに泣きやませようとしてしまうのです。
子どもの泣きたい気持ちに寄り添って心ゆくまで泣かせてあげるなんていう
ことはほとんどないのではないでしょうか?

子どもは心に抱えた「怖いよ」「さみしいよ」といった感情のストレスを泣いて
それを親しい大人に受け止めてもらうことによって
心の傷を癒していきます。
しかし多くの場合その気持ちを聞いてもらえることなく
泣き止まされることによって
その感情のストレスを心に抱え込むことになってしまうのです。
そうすると心が苦しくなってお母さんが困るような行動をとってしまいます。

そしてこんなふうに苦しさを抱え込んでしまう心のからくりは
大人だって同じことです。
小さいころから泣かせない子育てを受けてきたことで
気持ちを通わせ合うことが上手くできずに
大切な気持ちを心の奥深くにしまいこみ苦しくなってしまうのです。

ですから、子どもの泣きをしっかりと受け止めてあげるということは
実はとても大切な意味があるのです。
そして大人自身も泣くことで心の傷を癒し
本来の自分らしさを取り戻していくことができるのです。

抱っこ法は「癒しの子育て」と言われています。
親と子がともに癒され幸せを感じ合える
そんな時間を一緒に探してみませんか?

 

 

2月11日(月曜日・祝日) 10:00~12:00より、

『下和田実ワークショップ ~涙は心の自然治癒力~』

を開催します。

参加費は 3000円で、託児はありません。

申し込みは、http://shimowada.com/

にご連絡ください。

 

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