2月9日、ホワイエで、第4回筆談研修会が開催されました。
今回は10名の方が研修に来てくださり、
筆談ユーザー2名、スタッフ3名と大人数の研修会になりました。
研修に参加していただいたのは、
ハンディを持つ方の親御さんや
ハンディを持つ方が通う施設の職員さんで、
皆さん熱心に研修を受けてくださいました。
筆談研修は、実際に筆談を支援の中に取り入れるために
必要な技術や知識を学んでいただく場となるように心がけています。
その中で、参加者の方がお互いに、ぐるぐる書きを練習する場面では、
手を持って書くという感覚を、味わい、
参加者の間で、笑いや歓声が上がっていました。
不思議な感覚を感じていただいたのかもしれません。
また、からだゆらしの休憩や、
したくないことを止めてほしい時、どんな止め方をするとどんな気持ちになるか、
など、たくさんのワークを体験していただきました。
聞いて考えるのと、
実際に自分が体験して感じるのとでは、
皆さんかなり違うようで、
新たな発見が生まれたようでした。
参加者の方の感想は、
「自分がその人になってみるという体験は、とても新鮮だった。」
「からだゆらゆらは気持ちよかった。」
「筆談の事始めの方法が経験できて、こんな風にすればいいのかとわかった。」
などなど、様々な意見をいただきました。
ハンディを持つ方が、
『ほかの人に心を伝えたい』
と望む気持ちを大切にしていきたい。
そのために、少しでも多くの方に、筆談の技術を学んでいただきたい。
我々は、そう望んでいます。
今後も、筆談研修を継続して行っていきますので、
ご期待ください。