ホワイトのお部屋

日本画を描く日々の悩みや喜び

もうしばらく大変さは続く・・・

2023-11-08 09:47:17 | 日記

すっかりご無沙汰して一週間ぶりにアップします。いろいろ忙しくしており、寄る年波には勝てず疲れて気力を失っておりました(笑)

 

一人暮らしの親戚の女性は、とうとう施設に入居しました。ケアハウスです。ケアハウスは、一応自立している人対応ですが、軽い認知症も対応してもらえる所です。勝手に自分の家を片づけるのとは違い、本人の意志を確認しながらの作業、その判断も的確にできない状態であっても無視することはできず、気持ちもコロコロ変わる、それでも根気よく納得してもらいながら進めるのは、精神的に疲れます。整理して箱詰めしていたものが、次に行ったらごちゃごちゃになっている、施設に持って行くものを入れた箱に、知らぬ間に捨てるものが入っている・・・腹を立てずに笑って、またやり直し・・・

 

ともあれ、ケアマネジャーさんや近所の友人も手伝ってくださり、無事入居できました。ありがたいことです。誰とでも仲良くなれる、明るい性格の彼女は、施設でも歓迎していただきました。納得して入居したのですが、夜になるとせん妄が起り、「何もわからんようになった、助けて」と電話をしてきます。施設の職員さんに電話をして、声掛けをお願いしたり、まだまだ落ち着くまで日にちがかかるようです。

 

幸い施設の職員さんは、やさしい方ばかりのようでありがたいです。今は、たびたび面会に行ったり、元の住まいに連れて行ったりしながら、慣れるのを待っています。

 

でも、まだまだ大変なことが終っているわけではありません。入居費用を引き落とす銀行に口座を開設する問題は解決していません。顔写真入りの本人証明するものがないので、急遽マイナンバーカードを申請中です。それが解決したら次は成年後見人の手続きを考えなくてはなりません。

 

家族がいれば何でもないことが、一人暮らしで近くに頼れる身内がいないと、いちいち大変です。彼女は、私の母方の従兄の連れ合いさんなので血のつながりはなく、知らない人から見れば、何で私が彼女のお世話をこんなにするのか不審な目でみられます。特に銀行や公証役場に行った時に感じました。腹立たしいけれど、だからと言って投げ出すことはできません。

 

若ければ、何でもないことかもしれませんが、今の私には大きな重荷です。私が自分の母親に十分なことができていなかった時に、彼女夫婦に本当にお世話になったという恩義は忘れることができないし、それがなくても頼られればほっておけない性分、もうしばらく頑張るしかありません。