ホワイトのお部屋

日本画を描く日々の悩みや喜び

私のお守り

2024-01-16 09:13:10 | 日記

神仏は信じていない(信じていないと思っているだけ?)私ですが、神社やお寺ではいつも手を合わせます。そんな私がいつも免許証と共に持ち歩いているのがこの二つ。「幸福御守」と「白寿行切符」。

 

「幸福御守」は、以前受講していた「花の文化史」の社外講座で行った鈴虫寺で頂いたものです。その時、家族全員の御守りも頂き、それは床の間に飾っています。神仏は信じていない筈なのに、そして何故他のお寺ではなく鈴虫寺なのか不思議なのですが、この時何故か心に感じるものがあったのかもしれません。

 

「白寿行切符」は、もっと前、奈義の現代美術館へ行った時のことです。突然知らないご老人から「この切符をあなたにあげましょう」と、声をかけられたのです。不思議なご老人でした。白寿行き切符を配布するに至った由来について書かれた説明書も一緒に頂きました。

説明書には、風石(91歳)と名乗るその方が《長年朝日新聞の川柳に投稿し300作入選を果たしたが、200作目の入選作が「白寿駅までの切符を買って乗り」というものだった。また小学校の教え子たちから平成5年4月29日みどりの日に「自分たちの古希と先生の米寿の祝い」をしてもらった喜びの記念として白寿行きの切符を手作りして贈呈する。あなたの御長寿を心から祈る》という意味のことが書かれていました。そして、11800枚作成して、すでに5600枚配布済みだとも。

そのご老人との出会い、4月29日は私の誕生日・・・私は不思議なご縁を感じました。それ以来、この切符は免許証の中に大切に入れて、持ち歩いています。

神仏、迷信を信じないと言いながら、バカみたいと思われるかもしれません。心の底では、そんな非科学的なと笑う気持ちもあるのですが、なおかつ捨てきれない(笑) それに、私自身はそんなに長生きを望んでいるわけではなく、望むのは苦しまないでぽっくり逝きたいということ。

それなのに、なおもう一つ、いやもう三つ、財布の中に入れているのがこれ。

左から備前焼の蛙、金ぴかの蛙、何焼だったか忘れた陶器の蛙です。財布の中に入れておくとお金が「返る」という迷信を信じているわけではないけど、いつの間にか溜まってしまったちっちゃな蛙さん(笑)

お笑い下さいませ。


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