石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

核兵器廃絶2009平和ナガサキ大会に参加しました

2009-08-07 23:31:04 | 雑記
長崎で、核兵器廃絶2009平和ナガサキ大会が開催され、私も情報労連の仲間の皆さんと一緒に参加してきました。

連合、原水禁、核禁会議の共催で行われたこの大会には、全国から3,900人もの皆さんが参加されました。まず、主催者を代表して挨拶された連合の高木会長は、「力を合わせて、いつの日か必ず、核廃絶を実現しよう」という力強いメッセージを参加者に送ってくれました。また、来賓として挨拶に立った田上・長崎市長の 「私たちのネットワークを拡大して、政府に対する(核廃絶に向けた)包囲網をつくっていこう!」という言葉が印象に残りましたね。私たち市民が、核廃絶に向けたネットワークをもっともっと広げていって、(腰の重い)政府を動かそうという呼びかけです。

今日の大会には、海外来賓も多くお見えでしたが、情報労連、NTT労組、KDDI労組が加盟するUNI(ユニオン・ネットワーク・インターナショナル)のフィリップ・ジェニングス書記長も参加されていて、挨拶に立ちました。なかなか力のこもった熱いメッセージでしたね。「we are globalizing your message(私たちUNIは皆さんの核廃絶に向けたメッセージをグローバル化している)」と広島・長崎と世界との連帯を強調した上で、オバマ米大統領に対しては「if you can go and talk to the students of Russia and Prague, come and talk to the students of Hiroshima and Nagasaki (ロシアやプラハに行って学生と話をするくらいなら、この広島や長崎に来て学生たちと話をして欲しい)」と訴えていました。そう、これぞまさに私たちが望んでいることです!

あとは、閉会に当たって、原水禁議長の川野さんが麻生首相に対する怒りを露わにされていたのが印象的でしたね。ご存じの方も多いと思いますが、広島の平和式典で麻生首相は「本日、私は改めて日本が今後も非核三原則を堅持し、核兵器の廃絶と恒久平和の実現に向けて、国際社会の先頭に立っていくことをお誓い申し上げます」と述べました。にも関わらず、すぐ後の記者会見では「核を持って攻撃しようという国が我々の隣の国にある。それに対して、核で抑止をする力を持っているアメリカと日本は同盟を結んでいるという現実を踏まえる必要がある」と述べて、米国の「核の傘」が必要との認識を示したためです。川野議長がお怒りになるのも当然です。というか、私たちみんな怒っています! 恐らく、それぞれ違う官僚が用意した原稿をそのまま読んだだけなのでしょうが、言ってることに全く整合性がないことに、ご本人はお気づきにならないのでしょうか?

明日も、引き続き長崎で、情報労連主催の長崎平和フォーラムに参加します!