石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

東チモール民主共和国のラモス・ホルタ大統領との懇談

2012-01-19 23:10:25 | 活動レポート

今日の午前10時から、参議院議員会館内の特別会議室において、来日中のラモス・ホルタ東ティモール大統領との会談に参加しました。主催は、民主党の東ティモール議員連盟。ツルネン・マルテイ参議院議員が会長で、江田五月前参議院議長が顧問になっています。私もメンバーの一人。

 

今日は、議連側から9人の議員が参加しました。メンバーとしては30人以上いるのですが、まだ地元にいる議員も多くて、今日は少数精鋭(?)での対応となりました。東ティモール側からは、ゴンサルベス経済開発大臣、カルロス外務副大臣、コエーリョ駐日東ティモール大使ほかの皆さんが参加されました。

冒頭、ツルネン・マルテイ議連会長が歓迎の挨拶をした後、江田五月顧問が議連の紹介と、両国間の関係の歴史について話をしました。特に、昨年、東日本大震災に際して東ティモールから温かい支援をもらったことや、今回、ホルタ大統領が被災地(宮城県仙台市、名取市)の訪問を予定していることについて、議連を代表してお礼の言葉を述べられました。

これに対し、ホルタ大統領からは、まず東日本大震災の被災地に対するお見舞いの言葉と、日本人がこの困難に対して尊厳と忍耐をもって対応していることへの賛辞の言葉が表明されました。「日本の皆さんだから必ずこの苦難を乗り越えられる」と!

また、東ティモールの現況に触れ、二桁の経済成長を遂げている事、貧困の削減が進展していること、就学率が90%以上になっていること、乳幼児死亡率が半減したことなど、経済的にも社会的にも発展を遂げていることを紹介していただきました。やはり、原油生産が順調に進んで、安定的な歳入確保に貢献していることが大きいようです。

今年は、独立10周年の記念の年であり、日本との国交樹立も10周年を迎えます。5月20日に独立回復日記念式典、8月30日に独立決定住民投票記念式典、11月28日に独立宣言日記念式典と、独立10周年を祝う大事な式典が三度も開催されます。「三つの記念日のうち、どれかに合わせてティモールにおいで下さい。三回もチャンスがあるんですから、言い訳はなしですよ」とは大統領のお言葉。さて、議連として訪問のチャンスがあるでしょうか・・・。

私も、ILO時代に東ティモールには4度、お邪魔しています。労働組合の仲間たちもたくさん。今年、訪問の機会があれば嬉しいですね。