やってきました、沖縄県の宮古島!
(1)教育のICT化実証校(下地中学校)の視察、(2)宮古島メガソーラー実証実験の視察、(3)宮古島の人々の暮らしの現状視察、を主な目的とした今回の宮古島視察、到着初日の月曜日(9月24日)は、島内を駆け足でグルッと回り、宮古島の文化や歴史、人々の暮らしについて勉強させていただきました。その一部を、いつものように写真でご紹介します!
美しい海
まあ想像はしていましたが、やはり、宮古島の海は素晴らしかった! エメラルド! でも、残念ながら天気が曇り空で、地元の皆さんから言わせれば「こんなもんじゃない!」と。「えっ、これよりもっとキレイなんですか~!?」と驚いてしまうぐらい、美しい海です。写真ではなかなか実感して貰えないかも知れませんが、少しだけでもその美しさを感じてもらえれば幸いです。ほらっ、宮古島、行きたくなったでしょう?
さとうきび畑
ご承知の通り、宮古島の主要産業は農業。そしてそ基幹作物は「さとうきび」。島内を巡っても、至る所にさとうきび畑が広がっています。いや、実際、見渡す限りさとうきび畑!という場所もあちこちに。まあ耕地面積11,900haのうち、65%の7786haでサトウキビが栽培されているそうですから、その規模の大きさも分かりますね。
ではなぜ、さとうきびかと言うと、温暖な気候、平坦な土地など、いくつかの要因があるようですが、最も大きいのは災害に強いということではないでしょうか。下の写真を見てもらえれば分かる通り、強風で折れ曲がってしまっているさとうきびも、上に成長する限りはちゃんと育って、収穫できるのだそうです。
ちなみに下の写真は、作業中のおじいにお話を伺っているところ。おじいは、さとうきびを20~30センチぐらいに切って、苗を作っています。これを植えて成長させるわけですね。宮古島のさとうきびについて勉強したい方、ぜひこちらのブログを参照して下さい。
宮古馬
通りがかりの小さな牧場で、宮古馬を発見。子馬かと思ったら、これが成長した馬。小型で、ポニーに分類されるのだそうです。沖縄県の天然記念物に指定されているそうですが、なんと言っても頭数が圧倒的に少ない! 何年か前には20頭ぐらいにまで減少してしまい、今は何とか40頭ぐらいまで戻しているとのこと。何とか今後も増えていくといいですね。
宮古そば
お昼は、宮古そば! 北部の池間島に渡る池間大橋を渡ったところにあるレストランでいただきました。沖縄そばと同じかと思ったら、スープも麺も具も少しずつ独特の特徴があって、大変美味しく戴きました!
旧日本軍重火砲壕跡
観光客はほとんど訪れないのではないかと思いますが、戦時中に使われた、旧日本軍の重火砲壕跡があったので、入ってみました。入り口付近には、岩の間からわき水が出るところがあって、そこに水汲み場が作られていました。宮古島では、かつて水を確保することが大変重要で、こういうわき水が出る場所とかから水を汲んで家まで運んだのだそうです。壕を抜けると、反対側は海が見渡せる場所。ここで重火砲を構えていたのでしょうね。
三線(さんしん)
沖縄の音楽と言えば、やっぱり三線の音色がいいですよね。島内巡りの途中にお邪魔した「宮古木工芸」さんで、ご主人から木工品や三線づくりについていろいろとお話を伺い、最後にご主人が作られた素晴らしい三線を見せていただきました。
お店に陳列されていた三線の中には、すっごい高価な値札が付いた三線も(指さしてビックリしているのがそれ)! こちらでは、切り出しから完成まで、全てを職人さんが一本一本、手作りしているのですが、こうして工房で原木から作っているのはこちらだけとか。さぞ、技術の伝承が難しいだろうと思ったら、親方のお孫さんが跡を継ぐべく、研鑽を重ねているのだそうです。素晴らしいですね!
民宿「プキの家」
今回、宮古島初日の宿としてお世話になったのが、こちら、民宿「プキの家」。
もともと、二日目の宿泊場所は決まっていたので、初日だけ、どこか宮古島らしさを感じられるところ、宮古島の自然や暮らしを実感出来るところと思って探していて、やっぱり民宿だ!と思って行き当たったのがここでした。ご主人のヒロユキさんが島内を案内してくれるというのも決め手の一つでしたね(この日訪れた場所は、ご主人が案内してくれた所です)。
実際、とっても家庭的(というか、まるで親戚か友人の宿に泊まっているみたい!)で、夕ご飯も、食後の団らんも、リビングで宿泊客がご主人夫婦と一緒に楽しみます。この日は、私の他、愛知県からお出でのご家族(1歳7ヶ月の可愛い娘さんとご一緒でした)が泊まっていて、みんなで夜遅くまで談笑(あっ、もちろん、赤ちゃんは先にスヤスヤおやすみです)。
最後は三線も初体験!どうです? ちゃんと弾いてるように見えるでしょう? いや、実は、三線持ったら一度弾いてみたかった「島人ぬ宝」のイントロを教えてもらったので、そこだけ得意げになって弾いてたのです・・・。
ちなみに、お部屋の床には琉球畳が敷かれていて、とっても快適でした。そして、なんと言ってもご飯。美味しい~! 地元の素材をふんだんに使った創作料理で、量もタップリ。大満足でした!
早速、ご主人のブログにも私が登場しています。興味のある方、ぜひごちらをご覧下さい。
ということで、初日は「宮古島の自然や文化や人々の暮らしを知る」ということで、プキの家のご主人のご協力のおかげで何とか目的を達することが出来ました。この初日の学習が、残り二日間の視察に大いに役立ったことは言うまでもありません。ヒロユキさん、ありがとー ヽ(^0^)ノ
(二日目に続く・・・)