イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

「天下大乱」伊東潤

2021-02-11 09:45:26 | 
 週刊朝日の新連載小説「天下大乱」(伊東潤)。

 秀吉が家康に「秀頼のことを頼むぞ」という、そういうところから始まりました。

 このまま話が進んでいくのか、そこにいたるまでの家康の生い立ちが出てきたりするのか。

 家康が、秀吉に、
 『つつがなく十五年の天下を預かった後、すべて秀頼公にお返しいたします』と返事をしているし、そのあとに、
 
 わしは天下などいらぬ。
 それが家康の本音だった。

 そうも書いてあります。

 天下を取った者は、いつか滅ぼされる。平家しかり、源氏しかり、北条得宗家しかり、足利家しかりだ。

 秀吉の方は、
 『そなたに淀をもらってほしいのだ』とも。
 そうすれば、家康が天下取りに向かわないだろうと。
 家康は、淀殿が受け容れるとは思えないけれど、返事はしています。あくまで中継ぎなんだということで。

 これらの話が、どんなふうに展開して、歴史の流れが書かれていくのか。
 楽しみです。


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