イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

「ジャンプでトップでもメダルがとれなきゃ意味がない」

2021-03-07 17:40:57 | その他のスポーツ
 昨日の深夜BS1で放送されたノルディック世界選手権、複合団体スプリント。

 前半のジャンプは見てないので、クロスカントリーが始まるときに「日本がとてもいい位置からスタートします」という実況で、トップだったことを知りました。

 優勝がねらえるという意味だろうと思ったら、2位オーストリアと2秒差。
 これはもう同時スタートと同じで、そうなればオーストリアが走力で上。
 さらに、トップから34秒差でノルウェー、1分12秒差でドイツ。

 ということは、ノルウェーと銀・銅の争いになるのだろうと思いました。

 日本は山本涼太選手が1走、渡部暁斗選手が2走。ラスト勝負になるということを考えてのオーダーであろうと放送席の話。ラスト勝負はノルウェーを想定していたと思います。

 しかし、ノルウェーとの決着は、1走の3回目だったかな、離されてしまいました。
 それより、追いかけてくるドイツとの差がどんどん詰まって、結局2走の5回目は日本とドイツがほぼ一緒に。

 2人ともこれまで何度となく戦ってきて、実力はよくわかっている、そういう中で、勝負は最後の直線でした。

 ドイツが3位。

 インタビューで、ジャンプはとても良かったという話に対して、渡部暁斗選手は「ジャンプでトップでもメダルがとれなきゃ意味がない」というような発言を。
 「僕の考え間違ってますかね」と、確かめていたけれど、放送席は返事に困っているように感じられました。

 解説の阿部雅司さんは「世界で4番なんだから誇っていい」、あるいはアナウンサーだったか「そんなに落ち込まないで」とも。

 「落ち込んではいないけれど、冷静に考えればそうなる」と、渡部選手。

 「走力は常に日本チームの課題」「ジャンプがいいからそこに若干慢心があるのかな」とも。

 ジャンプ競技では、日本の選手の活躍が報じられるけれど、クロスカントリーではなかなか上位に入ることができない、それが複合でも現れているような気もします。

 マラソンや駅伝が好まれる日本ですから、クロスカントリースキーも人気種目になっていいような気がするんだけれど、そうはなってないのだと思います。


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