イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

コーツ氏の発言と鈴木前五輪相の発言

2020-09-09 11:11:16 | その他のスポーツ
 IOCのコーツ氏が新型コロナウイルスがあろうがなかろうが、来年のオリンピックは開催されるという発言をされたというニュースを聞いた時に思ったのは、鈴木俊一前五輪相の発言。
 「新型コロナウイルスの拡大により一部の国が不参加となっても東京五輪の開催は可能」
 モスクワ大会やロサンゼルス大会の時にボイコットをがあったことを前例として挙げてのことだと。

 両者の間に連絡があったのかどうかわかりませんが、ずいぶん乱暴な話のように感じました。

 ロサンゼルスオリンピックをソ連がボイコットするという事態になった時、トシちゃんが「そういう勝手なことをする国は、出場禁止にすればいい」と語ったという、たぶんジョークなんだと思いますが、けっこう広まっていました。
 トシちゃんはボイコットがなんであるかわかってない、という意味合いで受け止められていたけれど、そうじゃないように思いました。
 ボイコットと出場禁止では全く意味が違います。参加しないという点では同じでも、参加しないのと参加できないのは別物です。トシちゃんはそれを言いたかったのではないかと、私は思いました。

 モスクワの時も、ロスの時も、ボイコット。
 COVID-19に関しては、参加したくてもできないという国が出てくるかもしれない。でも、それでいいんだというのが、鈴木前五輪相の考え。そしてコーツ氏も似たような発言。

 日本の感染者は減っているけれど、昨日は新規感染確認者が511人。前日は294人。
 検査数が違っているのでしょうが、前日より74%増加というのは、まだまだ落ち着いたとは言えないように思います。

 そういう実態は全く関係ないと思われているのだとしたら、やっぱり乱暴な話だと感じます。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿