皆さんこんにちは
木の家設計グランプリは、滋賀県の谷口工務店が主催し、
建築を学ぶ現役の学生を対象に、
木造住宅の設計課題の審査・表彰を行うコンテストです。
今年の課題は「住み続けられる家 - 古き良きものの再生」(リノベーション)。
審査員は建築家・伊礼智氏、竹原義二氏、松岡拓公雄氏、横内敏人氏、堀部安嗣氏、堀啓二氏、造園家・荻野寿也氏の豪華顔ぶれ。
国興ホームは若い方々にも真剣に「木の家づくり」「よい家」とは何か
を考える機会を提供したいという想いから協賛させていただきました。
事前審査を通過した79作品が、10/19滋賀県立美術館に展示され、プレゼンテーションと審査が行われました。
私も協賛工務店として参加、学生の皆さんに作品説明をしていただいたりお話を聞きました。
若い方々の感性や真剣さに驚かされました。
また、日本の将来を憂う声も聞かれ、それもまた建築学生らしく、
私たちは、その憂いを払拭すべく、いろんな活動に邁進しなくてはと思わされました。
協賛企業は、工務店賞を選ぶのですが、
これが本当に難しい。学生時代は講評され審査されてた側、
徹夜して頑張っている姿が想像できるだけに、なかなか選べない。
結果、国興賞は、
「茶つむぐ原風景ー離れながらも土間と広縁が繋ぎとめる四世代の農家住宅ー」
早稲田大学大学院 髙部佑輔 平井琳大郎 飯島隆也
地方の農家住宅を、「広縁」のアイディアで鮮やかに多世代住宅に再生されていて、
広縁から広がる茶畑の風景が、目に浮かびました。
■木の家設計グランプリ2024公式ホームページ
■同ブランプリ内の国興ホーム紹介ページ
みなさん、こんにちは
今週は、ちょっと遅くなってしまったのですが、
掲載していただいた建築ビルダーズを、
オーナー様にお届けしてきました。
巻頭特集で、西川さんの写真も素晴らしく、
お子様ともども、本当に喜んでいただきました。
こちらの住宅、松本市景観賞もいただいたております。
今回、ある物の置き場をどうしようというお話もした際、
「せっかく景観賞を頂いたので、
見た目(外観)が崩れないようにしたい」
とお話しが出ました。
「この家の外観も気に入ってらっしゃいますか。」
と言ったら、
「それはもちろん。」
とのありがたいお言葉をいただきました。
雑誌の掲載や賞の受賞を通じて、
建物への愛着がよりましたのではないかと感じ、
こちらも、その姿を拝見し嬉しくなりました。
そしてそれは、景観という点で、街への貢献にもなります。
掲載も受賞も、なかなかできることではないですが、
一番は、お客様にお喜びいただけたことです。
そのために、今後も頑張っていこうと思えた瞬間でした。
皆さん、こんにちは
松本巡業は実は伊礼智さん設計の
「松本の家」がきっかけでした
建築知識ビルダーズに掲載される予定です
ここから写真家の西川公朗さんも加わり、
撮影と取材が行われました
お引き渡しから3年経過したその内部は、
木など素材が色づき、
なんとも深みのある空間となっていました
木藤編集長も、ご自分のスマホで撮りながら
「何も加工せず、こんな写真が撮れるとは」
と感嘆されていました
ますます、伊礼さんご指名の西川さんの写真が楽しみです
雑誌の掲載を、是非ともご覧ください
こちらは、2022年度松本市景観賞をいただきました
残念ながら、コロナにより表彰式が中止になり、
思えば、竣工検査依頼、伊礼さんも初めてのご訪問
お施主様には、心温まるおもてなしを頂きました
お施主様、誠にありがとうございました
そして、改めましておめでとうございます
皆さん、こんにちは
ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか
私は、建築家の伊礼智さん、
建築知識ビルダーズの木藤編集長、
ライターの松川さんに、
松本・安曇野にお越しいただき、
建物の見学と撮影取材をしていただきました
まず朝一は、
先日完成見学会を行った i-works1.0安曇野verへ
見学会の時はなかった芝生が張られました
ここまでの3枚が、
伊礼さんのFacebookの写真
流石です
伊礼さんから
「設計施工のi-works1.0として、
一番よくできていると言っていい!」
とお褒めの言葉をいただき、
お施主さんも喜んでいただくとともに、
ほっとしました
伊礼さんから直接説明をいただいたり、
お施主様と直接意見交換されたり、
編集長は、お決まりの窓辺を体感されたり、
i-worksの完成物件に
伊礼さんが訪問されることは滅多にないことです
本にサインをしていただいたり、握手をされたり、
引越し最中で、ご主人は徹夜で片付けられたとのことでしたが、
大変お喜びいただき、本当に良かったと思います
許可をいただきましたので、
記念写真も掲載させていただきます
お施主様、皆様、貴重な時間をありがとうございました
2日目は、朝8時半から昼過ぎまで、座学です。
一角には、貴重な本も。
手書き時代の図面は、
今のCADとは違う、温かみというか、
手仕事、設計職人を感じさせてくれます。
「定番」をアップデートする先駆者たち
ということで、
伊礼智さん、山田貴宏さん、趙海光さん、
田瀬理夫さん・佐藤慶一さん
みなさんから発表がありました。
「標準化」は、料理の下ごしらえ
「標準化」は「抽象化」
生態系のつながりになる建築のつながり
周りの自然とどう手を組むか
スケルトン(構造)をまず先に置くと
街に骨格ができる
新しい分譲、旗竿地の利用方法
田園居住の意味
子供の未来、安心、安全、生き物
造園は最初からやらなくていい
草に雑草はない、
近くの山、周りの植生を、
在来種を大事に移す
そして、工務店実践報告4社の方々、
町の工務店ネットの新たな取り組み。
たまたま、席がカイアールの吉田亞人さんと
隣でしたので、
新しい弊社のショールームについても、
お話をさせていただき、
ご意見もいただいたり、
本当に、お腹いっぱい、
いや、勉強になる2日間でした。
最後は、伊礼さんとゆっくり昼食。
色々とお話をさせていただき、
貴重な時間を過ごさせていただきました。
その中で、設計のアドバイスをもらったり、
限定見学会へのお誘いもいただき、
本当にありがたい限りです。
みなさん、本年もよろしくお願いいたします
新年初の投稿は、東京池袋 自由学園明日館から
フランク・ロイド・ライト設計のこの場所は、私にとっても由緒ある場所です。
伊礼智さんの住宅デザイン学校でも来ましたが、今回は、住宅設計入門 プロ教室。
講師は、吉村順三設計事務所出身の、中村好文さんと増田奏さん。
座学、建物見学、即日設計、そして設計課題のエスキースと講評の全8回。
受講生は、講師お二人に対して、とても贅沢な、たった6人。
懐かしい、大学研究室の設計ゼミのような空気感で始まった講座は、
Gio ponti 「階段を愛しなさい」
という言葉から始まるスライドで、中村さんの実例から、世界の名建築の階段まで、
いろんな階段を、解説付きで勉強させていただきました。
お客様もよく間取りを描いてこられますが、みなさんこの「階段」で苦労されます。
ある意味斬新な階段を計画されてくる方もいます。
上と下の階をつなぐ階段は、建築設計の肝だと学生時代から言われてきました。
階段を上手く作れたら一人前。
今回の設計教室はその「階段」をマスターすることが目標だそうです。
課題の講評は、プロ教室だから相当厳しいとプレッシャーをかけられましたが、
初回から、講師お二人の設計思想の違い、その掛け合いから多くのことを学べました。
設計、精進したいと思います。
皆さんこんにちは。
オーナー様のご好意により完成見学会をさせていただいた
「木製の大きな引き戸から松本平を眺める家」。
お父様ご兄弟と敷地内同居の住まい。
景色と周辺環境を考え、2階リビングとし全方位の眺望と、
居心地の良さを両立した住まい。
幅2.5mの木製一本引きサッシは、開けると外にいるかのようです。
ご来場いただいた方からは、「このまま欲しい」との声をいただきました。
性能は、耐震等級3(許容応力度計算)、
外張り断熱と第1種換気(国興システム)、樹脂サッシ(アルゴンガス入樹脂スペーサー)により
Ua値=0.44、気密C値=0.18となっております。
今後も、「性能の先の心地よさ」を目指していきたいと思います。
皆さん、こんばんは
いよいよ3月、今年度ももう少しで終わり、
新しい年度がもう少しで始まります
それに向けて、準備している方も多いのではないでしょうか
写真は、安曇野にUターンし、ご両親と同居する新生活をスタートするため、
リノベーションをしたお宅の新しいダイニングキッチンです
元々、台所と食堂に分かれていたところを一室化し、広さと一体感を出しました
問題は真ん中の壁でした
設計上で、何とか抜けないかと考えた柱と筋交い、
いくつもの梁が上部で組まれていて、どうしても撤去や移動ができず、
そのまま残してデザインすることとしました
ビフォアの写真はこちら
筋交いには、必ず金物が必要ですが、それを見えないように隠し
それをコンセントボックスとして利用
また、ただ内装を綺麗にするだけでなく、断熱と気密も補強しましたが、
結果、前より暖かい!とのお声もいただきました
リフォーム・リノベーションは、本当に新しい時代に入ったと思います
私も、まだまだ色々勉強して、情報を得て、
皆さんの心地いい暮らしに、活かしていきたいと思います
皆さん、こんにちは
本年度も長野県住宅審議会委員と、信州の多様な住まい方専門委員を拝命しております
信州の多様な住まい方専門委員会がWEBではなく、久しぶりのリアル、延び延びになっていた伊那での開催となりました
会議が行われた場所は、商店街の空き店舗を活用したサードプレイス
地域の方々の寄付や持ち寄りで設えられ、日頃は高校生が勉強したりしている場所だそうです
他にも、特別老人ホームや、移住された方の併用住宅なども見学させていただくことができ、
やはり現場での委員会は色々感じられ、大いに意味があります
県の会議という固いイメージとは違い、色んな意見や話が出て、私もいい刺激をいただいています
この委員会の議論は、最終的に『(仮称)しあわせ信州「住まい方」ビジョン2030』としてまとめられ発信されます
人それぞれ、いろんな住まい方があると同時に、色んなしあわせの形もあります
みなさんに気づきが多い発信になればと思います