想いをかたちに

日々起こること、仕事のこと、気になること、
小さなことから気ままにつれづれに書いていきます。

国興ホームの原点 田中製材所

2024-06-21 | 木・材木屋

皆さん こんばんは

最近、弊社本社所在地であり、田中製材所の工場を現在再生工事中です

ご近所や会社の前を通った方からよく「今何やっているの?」聞かれます

秋には、ショールームとして再利用開始予定です

 

昭和9年創業の田中製材所が、株式会社国興 国興ホームの原点です

元々、地元の山から切って下ろしてきた材木を挽いていた

そして、弊社の建築材料を挽いていた工場

外国材の台頭と、乾燥材の需要、大型工場の出現という時代の中、

住宅地の中にある小規模工場は、もがきながらも、

令和元年、平成と共に田中製材所は85年の幕を下ろしました







お世話になった皆様はじめ、様々なことに深謝致します

本当にありがとうございました

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木の若手の会 全国大会 in 高知

2023-06-05 | 木・材木屋

みなさん、こんにちは

先週末は日本木青連の全国会員高知大会に参加してきました

今年度は、この会の専務理事を拝命いただいております

800社の仲間がおり、木について英知を結集しております

弊社は製材を吸収合併、廃止し、設計施工の建築を一本にしましたが、

それも、この仲間たちがえればと思い、決断の一助になりました。

 

今年度のテーマは、「結」ー次世代へー

まさしく、この高知ではそれを体現しました。

先代が地区長としてお共した当時会長のお父さんと、

私が今年度専務としてお共する現会長の息子さんと、

この4日間行動を共にし、叶わなかった先代とのときを過ごせたような気がして、

本当に不思議な、でも素晴らしい時間を過ごせました。

木青連に感謝です。

今後もいろんな活動を1年間行い、

本当の意味での木を使うことと、

いい住宅を作り、社会に貢献することとはどういうことなのか、

この素晴らしい仲間と模索し、チャレンジしていきたいと思います

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新しい林業 ドローン to ハウジング

2023-03-31 | 木・材木屋

皆さん、こんばんは。

本日は長野県長和町、小林木材さんへ、
見学の同行で向かいました。

そう思っていたら、信大加藤教授はじめ、
今回参画するメンバーが10人、

工場での、しっかりした打合せでした。


プレカット図面、木取表や、
2棟のうち1棟しか完成してない模型も、
念の為、持っていってよかったです。
本当は白い平面図の部分に、
もう1棟建ちます。

実は、伊礼さんに監修・ご意見いただき、
一部変更したのですが、
グッと良くなりました。
さすがです。



今回、ウッドステーションの塩地代表に、
お声をかけていただき、参加することになった
「新しい林業 ドローン to ハウジング」
今年の正月4日に、信濃毎日新聞一面に載った
林野庁のモデル事業でもある実証実験です。



こちらは来春完成予定。
2組限定の賃貸一戸建て住宅です。
ご期待ください。

問い合わせは、国興ホーム 田中までどうぞ。
電話 0263-58-2095

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とにかく行動

2018-05-17 | 木・材木屋

とにかくやってみる!

失敗と思わない!

どんなことがあっても笑っていて、もっと仕事が好きになる!

 

みなさん、おはようございます

日本木青連全国大会、記念講演では

「モノを売る」から「コトを売れ」エクスペリエンス・マーケティングの

藤村正宏さんの講演でした

 

非常に勉強になる話でしたが、

確実に価値観は変わっている、だから私たちの視点も考え方も変えていかなくてはいけない

またどんどん変化していくから、とにかくいろいろやらなくていけない

すごい量やらなくてはいけない、

どうせやらなきゃいけない買ったら楽しまなきゃ損

 

私は基本的に、木と建築が好きなんだと思います

もっと楽しむようにしていきたい

 

みなさんもそのように考えて、まず行動してみてはいかがでしょうか

 

 

そして大懇親会は、帝国ホテルで行われ、

建物は、もともとフランクロイドライト設計、

それを感じさせるモニュメントが内装にも生かされていました

 

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「木」が求められている

2018-05-15 | 木・材木屋

心が折れた時、人は「木」を求める

 

みなさん、こんばんは

 

先週末は、私が長野県会団長を務めさせていただいた

日本木材青壮年団体連合会の、全国会員東京大会が行われました

前夜祭には復興大臣の吉野正芳先輩がいらしてお話する機会がございました

 

福島選出の大臣、大震災の仮設住宅は、木造が人気だそうです

復興住宅も現在、木造の集合住宅が作られているそうです

なぜ、「木」なのか

「大震災でみんな心が折れた。そういう時は木を求めるんだよ。」

とおっしゃられていました

材木屋を続けてきたものとしては、感慨深いものがありました

 

その木をバランスよくうまく使うことは、私どもにかかっています

佇まい良く、肌触り良く、居心地良い住まいを作る

改めてそう考えております

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木はココチ良い

2017-12-20 | 木・材木屋

みなさん、こんにちは

 

今日の結論は、

なぜ木を使うのか、それは、ココチ良いから

なぜ県産材を使って欲しいのか、それは、国土保全のため

それと共に 人の心地よさのため

 

 

 

今回は、長野県議会棟へ行き、自給圏構築検討会議に参加させていただきました

様々な分野から見識者が集まり、協議し検討します

長野県らしく、長野県に暮らす方々が豊かになるように、

どう県産材を使って行けるか

オーストリアなどヨーロッパのように

木を生かした成熟社会が作れるか

 

キーワードは、県民みなさん一人一人の意識です

ちょっと近くの山と、そこにある木、そして自分の生活、

リンクして考えてみてもらえれば幸いです

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木の迫力と現場

2017-11-25 | 木・材木屋

みなさん、こんにちは

今日の結論からいうと

木の迫力 仕上がりと違う姿の現場は面白い 

そして 見えないところほど大事

     

 

現在建築中の長野県朝日村新庁舎を見学してきました

朝日村村産材にこだわった庁舎で、

玄関ポーチ ホールには、

田中製材所も少しお手伝いさせていただいた樹齢300年と160年の檜が、出迎えてくれます

構造材には、柱梁はもちろん、厚板、壁柱としても

村産材カラマツの集成材を多く使い、見応えがありました

使い方、見せ方、空間構成もうまく、

シンプルな連続性を持った空間が演出されています

足場とあいまって、このタイミングでしか見れない鉄と木の共演

壁や天井にも仕上がりとして様々な村産材が使われるそうですが、

隠れてしまう前に、どういう構造でどう木が使われているか、

どのようにサッシや電気設備など納まっているか

現場見学は非常に面白いです 色々発見もありました

また見えないところがしっかりしているかどうかが、

その建物の性能全てに関わってきます

 

みなさんも、住宅など現場を見る機会があったら、

ぜひ参加されてはどうでしょうか 色々わかると思います

ちなみに弊社の現場は、タイミング合えばいつでも見学可能です

お問い合わせください 

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木材人の出会いとつながり

2017-11-19 | 木・材木屋



みなさんこんにちは

 

win-win-win

人の繋がりは、相乗効果を生み、お客様のためになる

 

この週末は、日本木材青壮年団体連合会の北信越協議会で石川県加賀市へ

石川県会団がホストになり、石川、福井、富山、長野、そして奈良の各県から、

35名の木材界色んな業態の会員が集まり、ビジネス交流会が開かれました

  

会員というのは木に関わる会社の若手(概ね50歳以下)

今回はお互いの会社の紹介をし、資料を見ながら質疑応答

実際、自分達の商売へ活かすための情報交換


その一部は、

世界的には、アメリカ経済の好調、

そして温暖化と気象異常による山火事の断続的発生等々により、

針葉樹系外国材は日本全国的に品薄になっている

国産材については、安定供給が課題など

 

その他、私にとっても、無垢のカウンターや枠材から構造材まで、

新しい即活かせる心強い繋がりをつくることができました

また、経営者として経営ノウハウも交換できました

 

松本だけにいては得られない出会い、そして繋がり、生きた情報

自分の仕事に活かすかどうかは自分次第ですが、

みなさんも、業種業態を超え、本当の情報交換をしてみてはいかがでしょうか

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木工工作コンクール表彰式

2017-11-11 | 木・材木屋

 

木工工作は、子供といろんなことを感じ取れる

 

みなさん、こんばんは

本日は、松本やまびこドームで開かれている信州バザールの中で、

長野県木工工作コンクールの表彰式を行わせていただきました

 

受賞された皆さん、ご家族の皆様、誠におめでとうございます!!

 

作品に対するみなさんの思い、感じたことの発表を聞き、

ものをつくるために、考える、親や周りと相談する、決める、

道具を選ぶ、そしてつくる、相談する、完成させる

そして完成した時の充実感を得る

木に触れ親しんでもらえたことはもちろん、

何かそれ以上に、人生において必要なことを感じてくれていたように思います

 

みなさんも、参加して、いろんなものを感じて見ませんか

 

長野県では県知事賞があり、その先全国大会、大臣賞があります

来年はぜひ奮ってご参加ください 

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赤松プロジェクト 一次加工

2017-10-02 | 木・材木屋



みなさん、こんばんは

製材機を持っている田中製材所では、「よく木を切ったから挽いて欲しい」と言われ、
よく丸太が持ち込まれます 弊社ではそのような賃挽きのご依頼もお受けしております
この日も、立派なヒノキの丸太が2本、もともと一本の共木で持ち込まれました






そして、現在、地元の山で伐採された赤松の主に2mの丸太が入り、板材に一次加工しています



 

板材に加工し、乾燥機に入れるため一枚一枚、桟を挟みながら積み上げます

木は必ず同じ方向、木の外(木表)側に反ります
それは、木の収縮率が中心から外に行くほど大きいため
その反りを乾燥段階で少しでも抑えるため、桟積みし、
乾燥機に入れる際は、上から重りを載せます

今回、フローリングにすることを主な目的として挽いていますが、
木表側を上にして使います

合板のフローリングに比べ、無垢のフローリングの方が肌触りはいいのですが、
より柔らかいのは、赤松やヒノキ、カラマツ、パインといった針葉樹です
傷つきやすいとも言われますが、それも味と理解すれば、
その肌触りは非常にいいものです

実際お使いになるお客様に、使用感、お好みにより、色々とお選べいただけます 

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