最初の画像は、偶然、私のスケッチブックに丸谷先生が描いてくださった貴重なスケッチ
これもまた非常に貴重な体験でした
写真はデジカメでも撮っているのですが、読み込めずiphoneの写真です
また、おいおい入れ替えていきたいと思います
夏の家、まずアローチから
少し、苔むしたシダ植物が生える林、
信州の里山の景色にも似た山の中を歩いて行くと
木々の間に板葺きの屋根が見えてきます
そして白い外壁で傾斜地に埋まりこむかのように立つ「夏の家」が姿を現します
周りの環境と違和感なく溶け込み、とにかく、佇まいがいい
最初は「なんでこんな山の中にアスプルンドは別荘を作ったんだろう」と疑問に思いました
建物に近づき右を見ると、そこには入り江になった海がある素晴らしい景色が広がっていました
ロケーション、まさしくこんなところがあったら、といった最高のところです
しかしながら、まず疑問に感じたのは、その最高の景色に対して、
建物の長い面を向けてではなく、なぜ短い面を向けて建てているのかとういうことです
この気持ち良さそうな軒下空間からも海は見えません。
シンボルツリーがあり海が見える庭を見ることはできますが
海に開く窓も、外から見た印象としては小さい
中に入り、手作りの美味しいパイと、コーヒー・紅茶をいただきながら、
暖炉のあるリビングで、ご夫妻に自己紹介を各自させていただきながら、
お話も聞かせていただきました
そしてそのリビングにあるのが、海に向かった窓です
物語が繋がり、全てに納得できました
佇まい 開放感 落ち着き 肌触り 最高のココチ良さ
ここに来て改めて実感させられました
また、自分の考えてきたこと、目指しているものを肯定してもらえたような
そんな感覚になりました
私にとって、本当に貴重で大切な体験となりました
Charlottaさんご夫妻はじめ、皆様、そしてこの建築に、
心から感謝いたします