皆さんこんにちは。
今日は、建築士会主催で表題の研修会。
最初は、長野県建築指導課の方が、
現在の建築関係法令の改正点、県の指針、緩和措置
について話しがありました。
小屋裏(ロフト)の床面積算定指針や、
構造適合判定指針、既存建物改修における緩和措置などなど、
実例を交え、わかりやすく解説され、
個別には確認審査機関に相談しなくてはいけませんが、
大体考え方がわかり、整理もできました。
後半は、戸建住宅の場合の建築士としての設計の進め方について。
クライアント対応から、プランニング、工事管理、
施工技術、耐震改修、寒冷地の留意点まで。
一連の講習でした。
もちろん、すでに知っている部分が多いですが、
別のやり方など新しい発見もありました。
また、私が考えていた部分、
坪単価表示の不確実さ、そこからくる金額の曖昧さ、
エネルギー負荷少なく快適にする一つの方法が外張り、
寒冷地で施工する時の注意点などなど、
改めて確認できた部分も多々ありました。
後半に関しては、一般の建築主になる方々にも
抜粋して聞いてもらってもいいんじゃないか。
と思う内容でした。
総じて建築士は、建築のプロとして、
研鑽を積み、しっかり聞いたり説明をしたりし、
信頼されて、将来も見据えたうえで、
いい建築を作るという仕事をきっちりやる。
ということだと思います。