皆さん、こんばんは。
あいにくの雨が降り続いています。
自宅の工事は、屋根の瓦が剥がされたまま、
防水層が作られ、新しい瓦をのせる前工程でとまっています。
したがって、瓦から流れるはずの雨樋に雨水が入らず、
家の周りは、あらゆるところから水が落ちてきて大変です。
内部に雨が入ってくる心配はありませんが、
今まで通っていた軒下は、
いつもは雨よけのはずが、
そこを通るとずっと雨水に当たってしまう状況です。
今まで意識したことはありませんでしたが、
こうなってみてわかる、雨樋の役割と、
軒下空間のありがたさです。
住宅・建築というのは、
瓦にしても、雨樋にしても、軒下にしても、
それぞれちゃんと意味があり、働きがあります。
その働きが、最大限に発揮できるよう、
全体的にシンプルにバランスよくまとめる。
余計なことをすると、コストもかかりますし、
見た目も、ごちゃごちゃしてしまって悪くなる。
そのあたりをしっかり見極めるのが、
私どもが家づくりをお手伝いさせていただく上で、
大切なことだと思います。
そんなことを、再び考えさせられた "雨” でした。
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