クィーンズウェア#5

モチーフ…葡萄
カラー……ピンクオンホワイト
制作年代…1950年代
サイズ……カップ最大口径9.2cm,高さ6.5cm ソーサー直径14.0cm
シェイプ…ペア
プレーンタイプ
用途………コーヒー＆紅茶兼用



「クィーンズウェア#1」でupしたデミタスカップとこの普通サイズのカップとの違い







今日で3.11東日本大震災から2カ月が経ちました。
あの日「ピンクオンホワイト」の普通サイズカップが割れてしまいました。



同時に…今ではもう手に入らないカップがふたつ被災しました
ですが、凄く幸運なことにクィーンズウェアはyahoo!オークションに出品されていたらしく
姉が落札しプレゼントしてくれました




今日は夜になって嬉しい知らせが届きました
娘セビョルが最初の「内定」を頂くことが出来ました
1月末に学年末試験を終えるといよいよ本格的に始まった就職活動。
3.11大震災の影響で新年度の始まりはGW明けの5月6日でした。
最終学年の今学期は卒業に必要な1教科（2単位）だけ履修とのことで
今後は就活だけに集中すると言っていたのでこの時期に頂いた内定に
親としてはひと安心です。

クィーンズウェア#4

モチーフ…葡萄
カラー……グリーンオンホワイト
制作年代…1950年代
サイズ……カップ最大口径6.7cm,高さ5.9cm ソーサー直径11.8cm
シェイプ…ペア
プレーンタイプ
用途………デミタスコーヒー


クィーンズウェアでは珍しいグリーンのエンボス
ホワイトオングリーンは未だかつて見たことはありません
（訂正：ホワイトオングリーンありました。しかも実姉のところに）2011.05.16追記




今日のブルームーン




今日は湿気があるうえに気温が高いです。
3時間で↑こんなに開きました。


スズメの親子


毎年子育てを見る度に思いますが金属の角材の中の温度ってどの位になるのでしょう？
その年の最初の繁殖の時は春ですから保温効果は充分でしょうが
夏に向かって2度目の繁殖があります。
真夏にはこの中はいったい何度になるのでしょう。
カラスが何度も伺いに来ますがここは安全です

クィーンズウェア#3

モチーフ…葡萄
カラー……ホワイトオンブルー
制作年代…1950年代
サイズ……カップ最大口径6.7cm,高さ6.0cm ソーサー直径11.8cm
シェイプ…ペア
プレーンタイプ
用途………デミタスコーヒー



ピンクのカラーが1週間経って色に変化が出て来たのでを撮ってみてびっくり
花びらに見えるところは「苞（ほう）」と呼ばれる「萼（がく）」が変化したもので
その苞がふたつ見えるものがありました。
花言葉は＜熱意 ステキな美＞







昨日upした「ブルームーン」
ブルーじゃなくても「ブルームーン」と言うのか？というご指摘を頂きましたが
薔薇の世界では純粋な「青」は存在しなくて長い間の憧れでした。
研究者は改良に改良を重ねて…
やっと日本のサントリーが「青いバラ」を作ることに成功しました。
ですが所謂「青」ではなく、正確には「青味がかかった薄紫」という方が真実の色に近いでしょうね

現在「青いバラ」として市場に出ている真っ青なバラは人工的に色を着けているものです。

ヨーロッパ貴族の世界でも永遠の憧れの的「青いバラ」は待ち望まれていたのでしょうね？
各陶磁器メーカーは青薔薇をモチーフにした作品を作っています。
ウェッジウッドの「ICE ROSE」もそのひとつです。

蕾が小さく堅いうちは濃い目のピンクですが、大きくなってくるとピンクもうっすらと青味を帯びて来ます。
ではその微妙な色合いが判らないのが残念です。
大きさを感じて頂くためにミニタムベア君に並んで頂きました



開花が楽しみ

Mother's Day

2011年5月8日
本日は「母の日」です。

社会人になって今年で4年目の息子ジェホよりお花が届きました。
毎年お花を贈って貰うのですが
1年目は赤のカーネーション
2・3年目は白のカサブランカ
今年こそピンクのカサブランカが届きます様に～　と願っていたけど…。

「母さん、8日は出かけないで家にいてね」
　「もちろんいるけど～今年は白でなくピンクがいいな」
「ピンクにしたよ」
　「毎年蕾が固いうちに届くから長く見られていいね」
「えっ　今年は百合じゃぁないよ」
　「えぇ～うっそ～。楽しみにしてたのに～」
「分かった。分かった。変更は出来ないからふたつ贈るよ」
　「えっ？マジ？ラッキーThanks]

という事で今年はシンビジウムとカサブランカが届きました
ジェホや～コマゥオ





そして「母」でもないのにどういう訳か毎年「母の日」にこちらもお花をくれるイマスさん
確かに1年を通して「妻」よりは「母」に近いことをさせられてますが…

毎年実家の母とice母とiceの3人に鉢植えが贈られます
今年はiceには大輪の“ブルームーン”（母達には少し小ぶりの鉢でした）
沢山ある蕾が全部開くと嬉しいのですが…

クィーンズウェア#2

モチーフ…葡萄
カラー……ブルーオンホワイト
制作年代…1950年代
サイズ……カップ最大口径6.6cm,高さ5.9cm ソーサー直径11.8cm
シェイプ…ペア
プレーンタイプ
用途………デミタスコーヒー



先日チャン・グンソク君の最新作「メリは外泊中」を見ていてこんなシーンを見かけてびっくり











主人公のメリが親同士が決めた許嫁（いいなずけ）である音楽会社代表のジョンインと会うシーン

主人公のふたり（ホントの主人公のグンちゃんはここにはいない）よりも
iceの目を釘付けにしたのは後ろのカップボード

「ク、ク、クィーンズウェアじゃん」
超高級ホテルという設定だったような…

全部並べたらウチのがいっぱいあるじゃ～ん
ウチより更にあるのが姉の所ですけど
前橋市にある姉の家ではあの地震でも被害は有りませんでした

韓国ドラマを見てると現在も製作販売しているwedgwoodの現代食器はよく出て来ます。
でも最低でも50年は経過している物を見たのは初めてで嬉しかったです

3.11震災の爪後

昨日、震災後およそ2カ月ぶりに風呂場のタイルが貼り替えられました。
当初予定していた枚数よりも被害が大きく、大目に用意されたタイルの数でも足りなくて
急遽色の違う物を使って貰いました。

目では確認できなかった細い筋状の亀裂が何枚もあり、それらは全て剥がされ
新しいタイルに替えられました。

すでに築19年が経過した家ですので当然の事ながら当時のタイルは廃番でどこにもあるはずもなく
色が違ってしまう事には何の抵抗もありません
お金に余裕があれば「この際全面リフォームで…」と言いたいところですが
まだ数年はローンが残っている身....
これが精いっぱいです


2011年3月11日







2011年5月5日







ウチに来てくれた職人さん
どうも色の違ってしまった所と足りなくて貼り替えできなかった1っ箇所が気に入らないらしく
タイルを追加注文して近日中に再び貼り替えに来てくれると言ってました
正に「職人気質」とはこの人のことでは…
我が家にとっては有難いことで、恐縮しながらお願いしました

線が細く神経質そうな顔のアジョッシでしたが
終わった後の時間に恐る恐る話をしていたら
何と
趣味の釣りの話で盛り上がりました～
トローリングやフライフィッシングの話に花が咲き
最後は8日にヤマメの放流を終えてから作業に来てくれることになりました
釣り好きって…話が長くなるんです～

クィーンズウェア#1

モチーフ…葡萄
カラー……ピンクオンホワイト
制作年代…1950年代
サイズ……カップ最大口径6.9cm,高さ6.0cm ソーサー直径11.8cm
シェイプ…ペア
プレーンタイプ
用途………デミタスコーヒー



正式にはクリームウェアと呼ばれる陶器素材のテーブルウェアの事を言います。
釉薬を掛けて焼き上げた後が薄いクリーム色のところからクリームウェアと呼ばれました。
このカップはエンボスと呼ばれる彫刻の様なモチーフが特徴。


1765年硬質陶器「クリームウェア」が完成。
光輝くクリーム色はシャルロッテ王妃に愛され「クィーンズウェア」と呼ぶ事を許されました。



使用感は…ボーンチャイナに比べて中身が早く冷めてしまうことが難点に思います。

新緑色に月桂樹のモチーフ

パターン名…不明
シェイプ名…ボンド
制作年代……1910年頃
サイズ………カップ最大口径5.2cm,高さ5.6cm ソーサー直径10.8cm
用途…………デミタスコーヒー

今後up予定のボンドシェイプの物より若干小ぶりで
ソーサーはリム（縁）が1.8cm程立ち上がっています。
カップ側面の金のドットは盛り上がっているので手作業だと思います。


このカップは娘のセビョルが中学生の時にプレゼントしてくれた想い出の物。
中学生には大金だったと思いますがお年玉で買ってくれたと記憶しています。

銀彩手描き青薔薇文様

パターン名…W2900
シェイプ名…不明
制作年代……1920年頃
サイズ………カップ最大口径5.6cm,高さ5.4cm ソーサー直径10.5cm
用途…………デミタスコーヒー

金彩赤薔薇文様と同時期に作られた物でしょうが焼き締めの為か（？）こちらは少し小さいです。
カップの赤薔薇は下向きでソーサーとは向かい合う形になりますが
青薔薇はC/S（カップ＆ソーサー）共に上向きに描かれています。
個人的には上を向いている方が落ち着く感じがします。



先月24日に地元にある群馬大学工学部の枝垂桜を見に行って来ました
毎年花見客で賑わいますが今年は震災があったので自粛だそうで
ちょっと遅らせて行き“名残の桜”を観賞しました。
生憎の曇り空で色が綺麗に出ませんでしたが記念にパチリ





池に散り始めた花びらが浮いていて、これも趣があって良いものです。

金彩手描き薔薇文様

パターン名…W2874
シェイプ名…不明
制作年代……1920年頃
サイズ………カップ最大口径5.8cm,高さ5.5cm　ソーサー直径10.5cm
用途…………デミタスコーヒー

印刷（プリント）物が主流で量産出来るところがwedgwoodらしさだと思いますが
これは珍しく手描きされたものです。
パターン名が特に無く、アルファベットと数字で表されていますので
勝手にタイトルの様に呼んでますが正式名称ではありません

地肌は一般的なwedgwoodの物よりかなり薄く軽いです。
個人的には好きな青いバラばかりが身の周りにあるのですが
バラはやはり赤い方が華やかですね。