とても興味深かった。中でも何よりオモシロイと感じさせてくれたのが、ここではプレーヤーとしての秋元氏がいて、その秋元氏をプロデュースする、と言うと語弊があるけど、滝澤真一郎氏で良いのかどうか分からないけど、言わば「演出」のわざとらしさというか。けれどもこれはやはり、メインの視聴者層を意識しての意図的なものと見るべきなんだろう。
と言うか、優劣ではなく異質の価値観の衝突を楽しむという秋元氏の立ち位置がよく表現されていたと言う意味では、良番組だったと評価できる思うし、日本文明の先頭に立つかのような、そんな立ち位置に無頓着な秋元氏と、その凄さをことさらに強調したい番組サイド、という風に好意的に捉えるべきか。
まあ何にせよ、何らかの明確な編集意図というスコープというか、自ら進んで視野狭窄を選択しないことには、秋元氏の姿はうまく捉えられないということの証明でもあるんだろう。先頭に立つと言うことはそういうことでもある。そして、そんな秋元氏の存在様式は、正しくAKBの存在様式そのものでもある。
秋元氏が最後に、「僕らの世代は欧米に憧れた」「昔は国境があった」「自分たちの作りたいものを作りたいように作れば、勝手に欧米の人が面白がる」「欧米にないものだから、日本のものを見たい」と語ってたけど、ここにたぶん如実に現れてる、秋元氏の無自覚さ。
それは「国境」なんかではないんだよ。それは「文明の衝突」なんだよと、訳知り顔に言い募るのは控えるべきか。書いちゃってるけど。
と言うか、優劣ではなく異質の価値観の衝突を楽しむという秋元氏の立ち位置がよく表現されていたと言う意味では、良番組だったと評価できる思うし、日本文明の先頭に立つかのような、そんな立ち位置に無頓着な秋元氏と、その凄さをことさらに強調したい番組サイド、という風に好意的に捉えるべきか。
まあ何にせよ、何らかの明確な編集意図というスコープというか、自ら進んで視野狭窄を選択しないことには、秋元氏の姿はうまく捉えられないということの証明でもあるんだろう。先頭に立つと言うことはそういうことでもある。そして、そんな秋元氏の存在様式は、正しくAKBの存在様式そのものでもある。
秋元氏が最後に、「僕らの世代は欧米に憧れた」「昔は国境があった」「自分たちの作りたいものを作りたいように作れば、勝手に欧米の人が面白がる」「欧米にないものだから、日本のものを見たい」と語ってたけど、ここにたぶん如実に現れてる、秋元氏の無自覚さ。
それは「国境」なんかではないんだよ。それは「文明の衝突」なんだよと、訳知り顔に言い募るのは控えるべきか。書いちゃってるけど。