AKB48の旅

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「SKE48須田亜香里、指原を“凌駕”するブス力」

2018年06月12日 | AKB
SKE48須田亜香里、指原を“凌駕”するブス力

指原は、正統派アイドルの「可愛く、明るい」という“光の道”を歩むイメージとは異なる、ある種の“闇”を内包した等身大のアイドル像を確立させた。15年の選抜総選挙で女王に輝いた際は、「私のように、いじめられて、ひきこもりになったみなさん、私は落ちこぼれです。私の1位を、どうか自信に変えてください」と中学時代の実体験からの想いを訴えかけた。一方、須田は名古屋を代表するお嬢様学校・金城学院に中高大と通い、指原とは対照的に“光の道”を進んできた経歴を持つ。大学では心理学を学び、自らを多角的に分析し「おブス」を自らの“個性”とポジティブに捉えてきたのはここ最近のことだ。

絡みづらい話題なんだけど、引用の部分にだけ反応。これはなかなかに興味深い指摘だと思う。

指原さんの立ち位置は、“闇”というよりはアウトサイダー的なものなんであり、AKBの根幹にあって外部性を引き入れるという、ある種矛盾した存在様式だった。指原さんとは、それを可能とする才能に恵まれ、それを実現する強運の持ち主だった。

翻って須田さんは、AKBGに実装されたファンクションを誰よりも駆使してきた、正にインサイダーなんであり、中の人としても実に「保守的」だった。それを”光の道”と表現してしまう記事の中の人にはなんともはやだけど、そんな立ち位置から「村外」へとはみ出して行こうとする須田さんの「野望」は、嫌いじゃない。

あくまでも私的な見解だと念を押しとくけど、かように指原さんと須田さんの存在様式は、根本的に異なってるということを指摘しておきたい。