AKB48の旅

AKB48の旅

秋元氏は「読んでいた」か

2019年01月06日 | AKB
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ーーIZ*ONEといえば、『PRODUCE 48』はチェックしていましたか?

まつもと:僕は見ていなかったですが、完成形を見てすごいじゃん! と驚きました。秋元康さんはどこまで見据えてあそこにAKBメンバーを入れたんですかね。K-POPグループにメンバーを混ぜて、デビューさせるというやり方はすごいと思います。『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)への出演も話題になりましたよね。

西門:コアなファンならともかく、AKBグループメンバーが日本で活動している時って、彼女たちの成長や苦労は一般の層にはあまり見えない。でも『PRODUCE 48』に出たことで彼女たちが頑張っている姿を見れたのはすごく大きかったですね。

まつもと:最近は『ラストアイドル』がありますが、日本ではあまり厳しいオーディション番組は流行らないじゃないですか。ところが『PRODUCE 48』は、日本人メンバーがキツイことを言われていても外国の番組だから、と思って見るんですよね。

DJ泡沫:歌やダンスが上手い、技能的な実力がある子だけが有利だったり選ばれるとは限らなくて。I.O.IやWanna Oneの時はある程度韓国の事務所でトレーニングされた子たちだったから分かりづらかったですが、『PRODUCE 48』を通じて歌やダンス以外の面で魅力があるメンバーも支持されると分かりましたね。トレーナーの先生たちも、決して上手くなくても諦めないで笑顔でやっているのがすごい、韓国にはあまりいない、と言っていて。韓国のファンも完全実力主義ではなくて、他の要素もあって好きになって応援するんだということに自覚的になった番組なんだろうと思います。

桑畑:韓国で注目を浴びていたのは山田野絵さん。韓国人の友達が「愛嬌がある」と応援していました。

DJ泡沫:たしかに彼女みたいなキャラクターのアイドルって韓国にはなかなかいないですよね。愛嬌が良くて、ハスキーボイスで。

西門:私が面白かったのはAKB48の子達が練習やリハーサルの時は上手くいかなかったのに、本番でガラっと変わるというところ。メイクも相まって、“K-POPマジック”というか。

まつもと:韓国のアイドルはパーフェクトを求めるのに対して、日本のアイドルは愛嬌があって、どこかゆるいのが魅力。秋元康さんはそれを分かって彼女たちを『PRODUCE 48』に参加させていると思うんですよね。そのズレを韓国のファンと日本のファンが議論して盛り上がって、最終的にプラスに跳ね返ってくるところまで読んでいたのかが気になります。


タイトルは、典型的な「回答を包含した設問」。既述のごとく、秋元氏がいわゆる「先読み」に相当するような、正にそれこそ予定調和な行動は取らないと考えられる。

これ以上のコメントは差し控えるけど、なんか違和感ありまくりな議論内容、くらいは書いても良いのかな。