👆 堀切から谷へ竪堀として続く
👆 郭間にある区画用の堀切(珍しい)
👆 竪堀
👆 竪堀に平行する竪土塁(珍しい)
👆 伊勢湾が望める
👆 東南から見る野中城
城名 |
野中城 |
別名 |
浅間山砦 |
住所 |
多気郡多気町野中 |
築城年 築城者 不明 |
形式 |
山城 |
遺構 |
郭、堀切、土塁、竪堀 |
標高 139m 比高 96m |
規模 |
東西100m×南北80m |
歴史 |
延徳三年(1491)に伊勢神宮と、熊野の社家・僧兵がここで戦ったという。 |
環境 |
野中集落の西方にある丘陵地で熊野・吉野・高野道を眼下に見下ろす位置にある。 |
現地 |
高圧鉄塔が設置され大幅な改変があったが一部は良好に残っており当時の様子を垣間見ることができる。 |
付近に「城腰(じょうのこし)」という地名が残っている。 |
考察 |
伊勢神宮が所領した神三郡(渡会・多気・飯野)の縁ならではの争いがこの近辺で行われたのかも知れない。 |
感想 |
付近は峻嶮な山もなく丘陵が断続的に存在する程度となる中でこの浅間山も付近に比べて秀一な山ではない。その街道が交差する立地が重要であったと思われる。 |
「伊勢の中世」誌では「野中城」としているが別名、「浅間山砦」という表記も他の史料で見受けられる。 |
浅間山と呼ばれているが現状では浅間山を祀る祠や石仏などは見うけられない。それらが麓に降ろされて名前だけが残ったのかも知れない。 |
地図 |
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