三重を中心に徹底訪城 検索「山城遺産」「セルフコラボレーション」 ペン画で歴史を伝承 時々徒然に

中世の城を主に訪城しています。三重県が多いです。百名城は96/100。総数で600城。新発見が4城です。

九十九曲城

2016-07-06 00:10:12 | 松阪の城

九十九曲城

つづらくまじょう

形状:山城 標高264m 比高60m 北・西・南に櫛田川が廻り込む

住所:松阪市飯高町九十九曲

遺構:66×55m、郭、土塁、堀切

経緯:九十九曲城 合戦由来記より(現地資料館)

天正5年(1577)、伊勢の国司北畠氏の忠臣であった九曲城主「粟野半六郎」は、破竹の勢いで押し寄せた織田信雄の軍勢を迎え撃った。城は三方を川俣川(櫛田川)に囲まれた急峻な山上にあり、地の利を生かしてよく戦ったが、多勢に無勢、奮戦むなしく落城した。城跡は僅かに空堀が残るのみで、往古を知るよすがもないが、半六郎の勇魂は、山上の八幡神社祠に祀られていると伝えられている。

感想:遺構も小規模でありこじんまりした山城だがロケーションはまさに「これが山城」の雰囲気があり再訪したい城である。北から見た急峻な城山は「山」の形をしている。それを櫛田川(川俣川)が三方から廻り込み九十九曲(つづらくま)の名称のもとになっている。

5Km東に赤穂城があり同時期に陥落した。

上記の合戦由来記は地元の人が案内して頂いた建物の中にあり今回転記させて頂いた。

 地図:https://www.google.co.jp/maps/@34.4199665,136.2573785,1765m/data=!3m1!1e3!4m2!6m1!1s1b9GNkmeDX4-9hNZxTF1K1sldMUw



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