今日は、なかなか面白い事例に遭遇しました。解決したから面白いと言えるんですけどね、、現場は近くの仕出し弁当屋さんです。軒先の電動シャッターの開閉スイッチを入れると漏電ブレーカが落ちてしまうという事で訪問しました。電動シャッターの電源は200Vの動力でした。試しに電動シャッターのボタンを押してみると確かにバシャン!と漏電ブレーカが落ちました。しかし驚いたことに動力の盤の漏電ブレーカが落ちるのではなく、まったく関係ない電灯の分電盤の漏電ブレーカが落ちるんです。初めはもしや何かの間違いで電気的に接続されているのかと思いましたが、調べた結果、関係ありませんでした。

この奇怪な現象、原因をつかむには天井を開けて調査するしかないということで、外しました。

この写真では、わからないと思いますが、天井裏のシャッターを巻き上げる端の部分、
擦れ擦れに1本怪しげなケーブルが、通ってます。外灯のスポットの線のようです。こいつにめぼしを付け切断して引っ張り抜きました。

ビンゴ! これです。ケーブルが切れてます。原因は、シャッターを巻き上げる際、シャッターの端の部分に100Vのケーブルが接触してしまっていた為でした。
この度は泉電気にご依頼いただきましてありがとうございました。ホームページはこちらです。