里親様であるティガママさんから外猫についての相談がありました
えさをあげている場所でえさやり禁止の貼り紙がされ
猫達がごはんを食べられなくなっている
増え続けている猫達をなんとかしてあげたいとのことでした。
お家が近いので休み中にまずは下見に行くことにしました
ティガママさんは外猫さんたちにエサを定期的にあげていたわけではなかったので
そこに何匹の猫がいるのか数を確認するのとどんな場所なのか見て捕獲の計画を立てなければいけません
5-6匹いますとのことでしたが、実際に捕獲を始めると決まって頭数が増えます
原因の一つは置き餌です・・・
餌をおいたままにするといつどんな猫が食べているのかまったく把握できません。
気づいたら知らない猫がたくさんいたとか
子猫が産まれてあっという間に数が増えていたという現場が多々あります
まずは貼り紙をされたという場所を見にいくとそこは月極めの駐車場でした
駐車場は所有者のいる他人の敷地ですので貼り紙をされるのは当然といえば当然です
この貼り紙にびびってえさをあげなくなる人もいれば
貼り紙なんて無視して夜中にこっそりあげ続ける人もいます
貼り紙をされたから猫にエサをあげるのをやめる、のは簡単です。
エサをあげなければ猫の問題が解決するのかといえばNOです。
何も解決しないどころかどんどん状況は悪化します
飢えた猫がゴミを漁って散らかすようになったり
猫同士のケンカが増え鳴き声がうるさくなったり
子猫は生まれ続け頭数はどんどん増えていくばかりです。
頭数が増えれば苦情も増えます・・・
誰かが勇気を出して動かなければ何も始まりません。
ティガママさんは外猫のこと何も知りませんでしたが
何とかしたいと勇気を出して連絡をくださいました
お話を聞いて私も協力することを決めたのです
では何をすればいいか
今回相談を受けた場所で考えてみます
①他人の敷地内でのえさやりをやめる
駐車場など他人の敷地でエサをあげている場合は
猫達を近くの公園や遊歩道など公共の場所に誘導してそこを餌場にするようにします。
私の場合は、ドライフードはカサカサ袋を振って音を立てて「こっちだよ」と誘ったり
缶詰など匂いの強いものをお皿にあけたものを手に持って誘いながら誘導していきます。
毎日毎日それを繰り返します。
猫はエサをくれる人を覚えていますので少し離れたところからドライの袋をふって呼ぶとわりと簡単についてきます。
普段置き餌をしている場合はこの方法は難しいかもしれないので
普段からできるだけ猫の姿を見てエサをあげるようにしておいたほうがいいかもしれません。
なかなか思うように移動してくれない子もいると思いますが根気強く続けることが大事です。
近隣で協力的な方がいればそこのお宅の敷地で餌をあげさせて貰うという手もあります。
今回はたまたま個人の敷地内で餌をあげられる許可がとれたのでそこに移動させるようにし
そこでしかエサをあげないようにして貰うことにしました
②後片付けを徹底する
当り前のことですがエサを放置せず、必ず後片付けをして帰りましょう。
お皿類は持ち帰りが原則です。ゴミも持ち帰り自宅で捨てましょう。
お水は目立たない場所を選んで一つだけおいてあげるといいと思います。
お水といえども目につく場所には決して置かないように。
③避妊去勢手術をする
どんな場所でも頭数が増えると必ず苦情が出ます。
直接文句を言われたことがなくても良く思っていない人が必ずいると思って間違いありません。
自分で捕まえられない場合は行政に相談してみるとか
ボランティアさんをみつけて頼んでみましょう。
今はネットという便利なものがありますので協力してくれる人を自分で探してみてください。
あなたが真剣に訴えれば誰かが必ず動いてくれます。
丸投げではなく自分にできることは自分でしてください。
ティガママさんは①、②はすぐに実行してくださいましたので
次は③のための捕獲をしなければならないのですが
下見の時点でこんなひどい猫をみつけてしまいました
疥癬にかかっていてかなり衰弱していました
ある程度馴れてたのでキャリーか洗濯ネットで捕まえることにしました。
まず洗濯ネットを試してみましたが、弱っているとはいえまだ動けるのでちょっと無理でした
ティガママさんに急いでキャリーを持ってきてもらい
キャリーの中にエサを入れて自分で入って貰うことにしました。
出たり入ったりしながらも、ものすごく飢えてたので簡単に中に入ってくれて捕獲成功
疥癬は他の猫にも移るので病院で預かって貰おうと思ってたのですが
なんと、病院でも預かりはできないと断られました・・・
いつも避妊去勢で利用する病院には隔離する設備がないので難しいんだそうです。
隔離設備のある病院を探していくつか問い合わせてみたものの
どこも入院中のこがいて断られてしまいました
このまま放すわけにはいきません
悩みに悩んでお風呂場にケージをおくことにしました
しばらく銭湯通いだな・・・
かなり不便でしたが
この子を助けられた安堵感のほうが大きく
不便さも苦にならなかったです
保護して数日はごはんを食べる時以外は死んだように寝ていました・・・
がんばって治そうね・・・
えさをあげている場所でえさやり禁止の貼り紙がされ
猫達がごはんを食べられなくなっている
増え続けている猫達をなんとかしてあげたいとのことでした。
お家が近いので休み中にまずは下見に行くことにしました
ティガママさんは外猫さんたちにエサを定期的にあげていたわけではなかったので
そこに何匹の猫がいるのか数を確認するのとどんな場所なのか見て捕獲の計画を立てなければいけません
5-6匹いますとのことでしたが、実際に捕獲を始めると決まって頭数が増えます
原因の一つは置き餌です・・・
餌をおいたままにするといつどんな猫が食べているのかまったく把握できません。
気づいたら知らない猫がたくさんいたとか
子猫が産まれてあっという間に数が増えていたという現場が多々あります
まずは貼り紙をされたという場所を見にいくとそこは月極めの駐車場でした
駐車場は所有者のいる他人の敷地ですので貼り紙をされるのは当然といえば当然です
この貼り紙にびびってえさをあげなくなる人もいれば
貼り紙なんて無視して夜中にこっそりあげ続ける人もいます
貼り紙をされたから猫にエサをあげるのをやめる、のは簡単です。
エサをあげなければ猫の問題が解決するのかといえばNOです。
何も解決しないどころかどんどん状況は悪化します
飢えた猫がゴミを漁って散らかすようになったり
猫同士のケンカが増え鳴き声がうるさくなったり
子猫は生まれ続け頭数はどんどん増えていくばかりです。
頭数が増えれば苦情も増えます・・・
誰かが勇気を出して動かなければ何も始まりません。
ティガママさんは外猫のこと何も知りませんでしたが
何とかしたいと勇気を出して連絡をくださいました
お話を聞いて私も協力することを決めたのです
では何をすればいいか
今回相談を受けた場所で考えてみます
①他人の敷地内でのえさやりをやめる
駐車場など他人の敷地でエサをあげている場合は
猫達を近くの公園や遊歩道など公共の場所に誘導してそこを餌場にするようにします。
私の場合は、ドライフードはカサカサ袋を振って音を立てて「こっちだよ」と誘ったり
缶詰など匂いの強いものをお皿にあけたものを手に持って誘いながら誘導していきます。
毎日毎日それを繰り返します。
猫はエサをくれる人を覚えていますので少し離れたところからドライの袋をふって呼ぶとわりと簡単についてきます。
普段置き餌をしている場合はこの方法は難しいかもしれないので
普段からできるだけ猫の姿を見てエサをあげるようにしておいたほうがいいかもしれません。
なかなか思うように移動してくれない子もいると思いますが根気強く続けることが大事です。
近隣で協力的な方がいればそこのお宅の敷地で餌をあげさせて貰うという手もあります。
今回はたまたま個人の敷地内で餌をあげられる許可がとれたのでそこに移動させるようにし
そこでしかエサをあげないようにして貰うことにしました
②後片付けを徹底する
当り前のことですがエサを放置せず、必ず後片付けをして帰りましょう。
お皿類は持ち帰りが原則です。ゴミも持ち帰り自宅で捨てましょう。
お水は目立たない場所を選んで一つだけおいてあげるといいと思います。
お水といえども目につく場所には決して置かないように。
③避妊去勢手術をする
どんな場所でも頭数が増えると必ず苦情が出ます。
直接文句を言われたことがなくても良く思っていない人が必ずいると思って間違いありません。
自分で捕まえられない場合は行政に相談してみるとか
ボランティアさんをみつけて頼んでみましょう。
今はネットという便利なものがありますので協力してくれる人を自分で探してみてください。
あなたが真剣に訴えれば誰かが必ず動いてくれます。
丸投げではなく自分にできることは自分でしてください。
ティガママさんは①、②はすぐに実行してくださいましたので
次は③のための捕獲をしなければならないのですが
下見の時点でこんなひどい猫をみつけてしまいました
疥癬にかかっていてかなり衰弱していました
ある程度馴れてたのでキャリーか洗濯ネットで捕まえることにしました。
まず洗濯ネットを試してみましたが、弱っているとはいえまだ動けるのでちょっと無理でした
ティガママさんに急いでキャリーを持ってきてもらい
キャリーの中にエサを入れて自分で入って貰うことにしました。
出たり入ったりしながらも、ものすごく飢えてたので簡単に中に入ってくれて捕獲成功
疥癬は他の猫にも移るので病院で預かって貰おうと思ってたのですが
なんと、病院でも預かりはできないと断られました・・・
いつも避妊去勢で利用する病院には隔離する設備がないので難しいんだそうです。
隔離設備のある病院を探していくつか問い合わせてみたものの
どこも入院中のこがいて断られてしまいました
このまま放すわけにはいきません
悩みに悩んでお風呂場にケージをおくことにしました
しばらく銭湯通いだな・・・
かなり不便でしたが
この子を助けられた安堵感のほうが大きく
不便さも苦にならなかったです
保護して数日はごはんを食べる時以外は死んだように寝ていました・・・
がんばって治そうね・・・