一昨日、保護猫のしずかちゃんが虹の橋を渡りました
去年末ぐらいから体調を崩しがちで
良くなったり悪くなったりを繰り返していたのですが
亡くなる数日前から何も食べなくなり
元々細かったのにさらに痩せてしまいました
ついにはあんなに飲んでいた水も受け付けてくれなくなり、とうとうお別れの時がきてしまいました
しーちゃんは5年ほど前のある日
突然車から捨てられました
捨てられた公園では知人のえさやりさんが面倒を見ている猫さんが数匹いたのですが、よそもののしーちゃんはみんなに追い立てられ、ゴハンにありつけない日々が続きました
えさやりさんが追いたてられて逃げるしーちゃんを探しては、ゴハンをなんとか食べさせてくれて。
それでも執拗に他の猫に追いかけられた日は、ゴハンを食べ損ねることもあったそうです
そんな状態が二年続いたそうです
そしてついに餌場の公園でゴハンを食べることを、仲間に認められるようになったのです
がんばったね
私が最初にしーちゃんの存在を知ったのは2018年1月ごろで、夜遅い時間なのに公園の入口にぽつんとひとり縮こまっているのをよくみかけるようになったので
もうかなりの歳だというのは見てすぐわかりました
寒い冬の公園にぽつんと座るしーちゃんが気になって気になって・・・
すぐにでも家に連れてきたいけど、すでに保護猫いっぱいの我が家でどうやって保護したらいいのか・・・
かなり悩みましたがあの時思い切って保護して本当によかったと今は思います
連れてこなかったらずっと後悔してたでしょう・・・
猫いっぱいだし、部屋は狭いし、ずっとそばについていてあげられないし、決していい環境で保護できていたわけではありませんが、夏の暑さ、冬の寒さを凌げて、食べる物には困らない生活はさせられたと思います。
不思議なことに、公園では二年も他猫に追いかけられていじめられていたのに、我が家に来てからは誰からもいじめられることはありませんでした。
むしろ空気のような存在で、最初からすーっと輪の中に入り込んでいました。
公園で辛い思いをしてきた中で、みんなの中に溶け込む技を自然と身につけてきたのかな・・・
とっても健気で大人しくて
控えめなのに食い意地はってて
好みのゴハンは他のこの分まで食べちゃったりして
でも結構ガンコな一面もあったよね
抱っこと爪切りは大嫌いで
危うく巻き爪になるかと思うぐらい
爪がのびてたこともあったね
夜ウェットの時間になると
足下にスリスリしながら
グルグル喜んでたしーちゃん・・・
しーちゃんを保護してから一年半
短い期間だったけど
一緒に過ごせてよかったよ
先に逝った仲間が虹の橋の向こうで待ってるから、みんなで楽しく過ごすんだよ
いっぱいいっぱいありがとうだよ