皆様こんばんは。
まずは9月の主なお仕事をお知らせします。
9/4(日)有楽町囲碁センター指導碁
有楽町囲碁センターにて指導碁を行います。
ご都合の良い方はぜひお越しください。
9/6(火)囲碁アカデミー級位者クラス
横浜の宇宙棋院にて級位者教室が開かれており、私も講師を担当しています。
9/9(金)、9/23(金)ユーキャンネット指導碁
ユーキャン囲碁ネットにて第2、第4金曜にネット指導碁を行っています。
指導碁受付時間は14時~16時半です。
9/10(土)永代塾囲碁サロン指導碁
毎月第2土曜の13時から永代塾囲碁サロンにて指導碁を行っています。
指導碁の棋譜をその場でお渡しするサービスも行っています。
9/11(日)グリーン碁石交流会指導碁
奇数月の第2日曜日の13時~、グリーン碁石交流会でミニ講座と指導碁を行っています。
指導碁の棋譜をお渡しするサービスも始めました。
会場は二十四世本因坊秀芳囲碁さろんです。
また五反田での指導碁は日曜以外ほぼ毎日行っています。
さて、お知らせが終わった所で本日の講座に進みましょう。
本日はその3です。

4子局、黒はどういう構想を描きますか?

実戦は黒1と隅を確保して守らせました。
続けて黒3と大場に向かい、白は4から右下白を補強しています。
黒は何も悪手を打っていないようですが、白12まで進むと既に黒が大きくリードしているようには見えません。
何故でしょうか?

左下の黒△の一団は非常に強い石です。
この強い石をなんとしても活用しなければいけません。
黒1など打ち込むのが正解で、白を上下に分断して戦いに持ち込みます。

前図の後白1なら黒2とかぶせます。
左下の黒一団が戦いに参加して来る事は確実で、白は非常に苦しい戦いになります。

白1と逃げれば黒2と封鎖しながら上下を繋げる事が出来ます。
白3と生きる一手ですが、黒4としっかり補強しておきます。
黒Aなどから一方的に白を攻める狙いが残り、今後白は自由に打てなくなるでしょう。

実戦黒3でも打ち込んで行きたいですね。
ここも黒圧倒的に有利な場所ですから、戦いをためらう理由がありません。
最初に左辺ではなくこちらに打ち込むのも正解です。
「石の強弱」講座は3本立てになりましたが、如何でしたか?
置碁だからといって遠慮する必要はありません。
白を一方的に攻めるチャンスが来たら逃さないようにしましょう。
明日からは第41期名人戦挑戦手合七番勝負が開幕します。
本因坊戦に続いて挑戦者になった高尾九段、今度こそ井山七冠の牙城を崩す事が出来るでしょうか?
名勝負を期待しましょう!
まずは9月の主なお仕事をお知らせします。
9/4(日)有楽町囲碁センター指導碁
有楽町囲碁センターにて指導碁を行います。
ご都合の良い方はぜひお越しください。
9/6(火)囲碁アカデミー級位者クラス
横浜の宇宙棋院にて級位者教室が開かれており、私も講師を担当しています。
9/9(金)、9/23(金)ユーキャンネット指導碁
ユーキャン囲碁ネットにて第2、第4金曜にネット指導碁を行っています。
指導碁受付時間は14時~16時半です。
9/10(土)永代塾囲碁サロン指導碁
毎月第2土曜の13時から永代塾囲碁サロンにて指導碁を行っています。
指導碁の棋譜をその場でお渡しするサービスも行っています。
9/11(日)グリーン碁石交流会指導碁
奇数月の第2日曜日の13時~、グリーン碁石交流会でミニ講座と指導碁を行っています。
指導碁の棋譜をお渡しするサービスも始めました。
会場は二十四世本因坊秀芳囲碁さろんです。
また五反田での指導碁は日曜以外ほぼ毎日行っています。
さて、お知らせが終わった所で本日の講座に進みましょう。
本日はその3です。

4子局、黒はどういう構想を描きますか?

実戦は黒1と隅を確保して守らせました。
続けて黒3と大場に向かい、白は4から右下白を補強しています。
黒は何も悪手を打っていないようですが、白12まで進むと既に黒が大きくリードしているようには見えません。
何故でしょうか?

左下の黒△の一団は非常に強い石です。
この強い石をなんとしても活用しなければいけません。
黒1など打ち込むのが正解で、白を上下に分断して戦いに持ち込みます。

前図の後白1なら黒2とかぶせます。
左下の黒一団が戦いに参加して来る事は確実で、白は非常に苦しい戦いになります。

白1と逃げれば黒2と封鎖しながら上下を繋げる事が出来ます。
白3と生きる一手ですが、黒4としっかり補強しておきます。
黒Aなどから一方的に白を攻める狙いが残り、今後白は自由に打てなくなるでしょう。

実戦黒3でも打ち込んで行きたいですね。
ここも黒圧倒的に有利な場所ですから、戦いをためらう理由がありません。
最初に左辺ではなくこちらに打ち込むのも正解です。
「石の強弱」講座は3本立てになりましたが、如何でしたか?
置碁だからといって遠慮する必要はありません。
白を一方的に攻めるチャンスが来たら逃さないようにしましょう。
明日からは第41期名人戦挑戦手合七番勝負が開幕します。
本因坊戦に続いて挑戦者になった高尾九段、今度こそ井山七冠の牙城を崩す事が出来るでしょうか?
名勝負を期待しましょう!