皆様こんばんは。
本日は田原靖史七段との対局を振り返ります。

1図(実戦)
私の白番です。
白1の目外しは、黒Aのカカリに白Bとカケる作戦です。
黒△の揚げ足を取り、下辺に黒石を偏らせようとしています。
もちろん相手はプロなので、決して注文通りには打ってくれません。
しかし、目指したい構想を盤上に表すことは、精神衛生上良いことなのです。

2図(実戦)
黒△と打たれた場面です。
白Aと隅を確保すれば黒Bと開き、下辺で安定した形ができます。
左下白の勢力が働かなくなりそうで、気分の良い進行ではありません。

3図(実戦)
そこで実戦は、白1のメイエン流(?)を採用しました。
黒2で黒3に打てば白2で攻めを狙えますし、実戦の進行なら左右をつなげて大模様で勝負できます。

4図(実戦)
この後色々あって、白1と三々に入る展開に・・・。
Masterの真似という訳でもありませんが、しかし例の60番碁が無ければ思い付かなかった発想かもしれません。
現局面は左辺には黒Aの出があり、上辺には黒Bの進出があります。
白としてはどちらを盛り上げても大きな地になりそうにないので、三々入りで黒の攻めを狙ったというところですね。
後から考えると、やっぱり良くなかったかなとも思いますが、自分の意思でやったことなので仕方ないですね。

5図(実戦)
隅の地を取るのではなく、Master風に黒全体の攻めを狙ってみました。
結果的には、あまり上手く行った感じもありませんでしたが・・・。
所々で自分の弱さを感じた碁でしたが、辛抱強く打てたのは良かったですね。
投了させられては、幸運が訪れることもありませんから・・・。
本日は田原靖史七段との対局を振り返ります。

1図(実戦)
私の白番です。
白1の目外しは、黒Aのカカリに白Bとカケる作戦です。
黒△の揚げ足を取り、下辺に黒石を偏らせようとしています。
もちろん相手はプロなので、決して注文通りには打ってくれません。
しかし、目指したい構想を盤上に表すことは、精神衛生上良いことなのです。

2図(実戦)
黒△と打たれた場面です。
白Aと隅を確保すれば黒Bと開き、下辺で安定した形ができます。
左下白の勢力が働かなくなりそうで、気分の良い進行ではありません。

3図(実戦)
そこで実戦は、白1のメイエン流(?)を採用しました。
黒2で黒3に打てば白2で攻めを狙えますし、実戦の進行なら左右をつなげて大模様で勝負できます。

4図(実戦)
この後色々あって、白1と三々に入る展開に・・・。
Masterの真似という訳でもありませんが、しかし例の60番碁が無ければ思い付かなかった発想かもしれません。
現局面は左辺には黒Aの出があり、上辺には黒Bの進出があります。
白としてはどちらを盛り上げても大きな地になりそうにないので、三々入りで黒の攻めを狙ったというところですね。
後から考えると、やっぱり良くなかったかなとも思いますが、自分の意思でやったことなので仕方ないですね。

5図(実戦)
隅の地を取るのではなく、Master風に黒全体の攻めを狙ってみました。
結果的には、あまり上手く行った感じもありませんでしたが・・・。

所々で自分の弱さを感じた碁でしたが、辛抱強く打てたのは良かったですね。
投了させられては、幸運が訪れることもありませんから・・・。